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子育て

【JIF2019】橋本佳奈「勇気を出して、ママ業から通訳業への道のり」

橋本佳奈 中国語(北京語・台湾語)通訳者。台湾生まれ。13歳に来日。日本の高校・大学を卒業後、総合商社に就職。結婚後専業主婦として2児の子育てに専念していたが、ある日突然、通訳者となる決心をし、いきなり未知の世界だった法廷通訳や展示会通訳の世界に飛び込む。現在は、主にビジネスの会議通訳を受けるが、時々法廷や少年犯罪の案件も受ける。また、国際結婚が増える中、各種セレモニーや結婚式のバイリンガル...

【第18回】通訳者・翻訳者の子育て「子どもの教育は人生の新プロジェクト」

ユルユルな自分の人生設計には織り込まれていなかった妊娠出産というプロジェクトが突如動き出したのはほんの約2年前のこと。「子どもの教育についてなどはあせらずゆっくり考えたらいい」などと思っていたけれど、妊娠した途端に次々と送られてくる幼児教育教材の資料を目にしては考えざるをえない心境になり「途方に暮れている場合ではない」とまだ小さな娘を眺めつつ自分を奮い立たせては「ま、いっか」と再びソファに沈む日々...

【JIF2019】巽美穂、寺山なつみ、岩瀬和美「通訳者の子育て事情〜ワンオペ、ブランク、両立のヒント」

巽美穂 小学生の子を持つひとり親フリーランス日英会議通訳者。地縁血縁ナシのリアルワンオペを、学童やシッター、ファミリーサポート(自治体の有償ボランティア)でなんとかかんとか分散型オペにしている。子供の年齢に合わせて在宅(フリーランス)翻訳者や大学講師、インハウス通訳者も経験し、現在は都内で平日案件を中心に稼働。製薬・医療機器とITをメインに、広告・アート・エンタメやIRなどもお引き受け中。 ...

【第17回】通訳者・翻訳者の子育て「双子のバイリンガル教育(後編)」

(執筆:通訳者 平松里英) 海外移住を決めたきっかけ 私が子育てのために海外移住を決めた理由の一つは、英語がわかる私と、わからない子どもたちという状況になっていたこと。ある日、おもしろい映画だからと、モンティ・パイソンの『The Meaning of Life(邦題:人生狂想曲)』を借りてきたときのこと。私が爆笑している傍らで、子どもたちは2人とも完全にシラけているではありませんか。「これはま...

【第16回】通訳者・翻訳者の子育て「双子のバイリンガル教育(前編)」

(執筆:通訳者 平松里英) 同じ環境でも双子で違いが浮き彫りに わが家の子どもは日本で生まれました。男女の二卵性双生児で、所謂「ゆとり世代」のど真ん中です。できるだけ英語で生活する場を設けようと、毎週、国際結婚した妻たちや夫の関係で日本に駐在している外国人のママたちとが集まって、当番制で子どもたちに英語で読み聞かせをしたり、遊ばせたりするプレイグループに出入りしていました。 保育園に入る...

【第15回】通訳者・翻訳者の子育て「国産通訳者の英語育児(後編)」

(執筆:通訳者 中井 智恵美) アメリカの学校は全学年一斉に終業となり、ほとんどの生徒は保護者が迎えに来るので、下校時間は毎日が授業参観のようにとても賑やかです。どんな顔をして出てくるか、ハラハラドキドキで待っていると、担任の先生を先頭に一列に並んだ子ども達が校舎から出てきました。 我が子の姿を探し、その顔を一目見た瞬間、とにかくホッとしました。何も聞かなくても「楽しかったんだな」とわかる...

【第14回】通訳者・翻訳者の子育て「国産通訳者の英語育児(前編)」

(執筆:通訳者 中井 智恵美) 蒸し暑い日本の夏とはまるで違うカラっと晴れた8月下旬のある朝、私は祈るような気持ちで、子ども達が四角いコンクリートの校舎に吸い込まれていくのを見守っていました。その日は、二人の娘達が初めてアメリカの公立小学校に通う日だったのです。 2012年6月、夫の仕事で私達家族4人は、アメリカ・テキサス州のエルパソという土地に移り住み、3年間を過ごしました。 ...

【第13回】通訳者・翻訳者の子育て「毎年4カ月は福島の学校へ」

(執筆:翻訳・通訳者クレアリー寛子) 私は現在、米国ミシガン州で翻訳業をしながら、ひとり息子の子育てをしています。今年で12歳になる彼は、米国で公立学校に通っていますが、毎年約4カ月間は私の故郷である福島県の公立学校にも通っています。我が家で取り組んでいるクロス・カルチュラルな子育てについて書いてみたいと思います。 日本で生まれ、4歳で米国へ 息子は静岡に生まれ、1歳の頃に東京へ引っ越し...

【第12回】通訳者・翻訳者の子育て「双子の英語教育」

(執筆:通訳者 平井美樹) 2歳までは英語で話しかけ続けた ママ友によく“子どもに英語をやらせたいのですが”と尋ねられると私は困ってしまう。語学のプロではあるが教えることに関してど素人なのだと痛感しているからだ。以前、友人が主宰している学童で月に1回ボランティアとして英語を教えたときにその難しさにぶち当たった。子どもたちに興味を持ってもらうのは容易ではなく、ちょっと気を抜くとそっぽを向かれる。...

【第11回】通訳者・翻訳者の子育て「小さいうちは楽しく英語に触れる」

(執筆:通訳者 国元真実) 「通訳者で、8、6、3歳の男児の母」と言うと、たいてい「すごい(子沢山)ですね!」と。そして「お子さんは英語ペラペラですか?」という質問をいただきます。 今回は、我が家の英語事情と、子どもの教育において大切にしていることを書きたいと思います。 3人の男児は日常の遊びの中に英語を まず、冒頭の質問については、「3人ともまったくしゃべれません!」 我が家では、...

【第10回】通訳者・翻訳者の子育て「トライリンガルへの長い道のり(後編) 」

(執筆:翻訳者・通訳者 丸岡英明) 長女が9歳のときに台湾からオーストラリアに移住したのに対し、7歳年下で現在13歳の次女は、2歳のときにオーストラリアに移住しました。移住当時はようやく言葉を話し始めたばかりで、日本語も中国語も片言しか話せませんでしたが、英語を速く習得させたいとの思いから、地元の保育園に毎日預けることにしました。そのお陰で、次女はすぐに英語が上達しました。長女のときと同様に...

【第9回】通訳者・翻訳者の子育て「トライリンガルへの長い道のり(前編) 」

(執筆:翻訳者・通訳者 丸岡英明) 私はここ10年オーストラリア在住ですが、その前は台湾に10年間滞在していたため、海外生活はかれこれ20年になります。その間に、台湾人の妻との間に2人の娘が生まれました。私は、翻訳と通訳の両方の仕事をしていますが、仕事の9割は翻訳で、家にいる時間が比較的長く、子育てにも積極的に関わることができました。過去20年間、こうした経験の中で感じてきたトライリンガルの...

【第8回】通訳者・翻訳者の子育て「赤ちゃんだってしゃべりたい! コミュニケーションの力」

(執筆:通訳者・仲田紀子) 世のお母さんたちは、赤ちゃんが泣いているとなんで泣いているかがわかるというけど、本当だろうか? 私はさっぱりわからなかった。 赤ちゃんの泣き声は意外に攻撃的で、欲求が満たされるまで声を限りに泣き続ける。 「おっぱい? おもちゃ? おむつ気持ち悪い? あれ、この子熱いよ、ひょっとして熱ある?!」 と、ひたすら思いつく限りの赤ちゃんの要求を満たそうとあたふた...

【第7回】通訳者・翻訳者の子育て「12歳から留学した私と母のこと」

(執筆:通訳者・関根マイク) この春、母が亡くなった。私は母と仲が良かったわけではない。というか、幼い頃からずっと単身留学生活が続いたので、母親と一緒に暮らした記憶さえあまりない。「子どもは母親の手料理の味を忘れない」などという記述を雑誌で目にすることがあるが、私が記憶している味は新潟の祖父母に預けられていたときに好きになったブリの甘煮と、カナダの寄宿舎で出たゴムみたいな歯ごたえのサリスベリ...

【第6回】通訳者・翻訳者の子育て「バイリンガル子育ての道は険しい! 我が家のヘタレ例と他家の成功例」

(執筆:通訳者・坂井裕美) いきなり情けないタイトルで申し訳ありません。私は現在英国在住通算18年目の英日通訳者です。英国人との夫との間に17歳(男)、14歳(女)、12歳(女)の3人の子どもがおります。しかし、この記事のタイトルからもわかるように、私はバイリンガルの子どもに育てるための努力はそれほどしておりません。その理由はほかの国際結婚の父兄の頑張りを見ていてあまりにも大変そうだったので...

【第5回】通訳者・翻訳者の子育て「まずは日本語で論理的に話せるように」

(執筆:通訳者・丸尾一平) 我が家はワタシと妻、現在小3の長男、幼稚園年中の長女の四人構成です。今回はこちらのリレーエッセイに寄稿いたしますが、子どもの英語教育について、偉そうに語れることは大してございません、恐縮です。 我が家の教育方針は、少なくとも小学校までの間は習い事など、子どものやりたいことはなるべく全部やらせる、裏を返せば子どもが自主的にやりたいと言っていないことは無理強いし...

【第4回】通訳者・翻訳者の子育て「小6で英検準1級・バイリンガル育児奮闘記」

(執筆:翻訳者・奥田良子) 現在13歳の息子(びりちゃん)は、公立小学校6年(11歳)で英検準1級に合格し、中学校を英語で受験、現在国際バカロレア(IB)認定校でバイリンガル教育を提供している一条校(教育基本法で定める学校)に通っています。息子は帰国子女ではなく、純国産バイリンガルです。 私は4年の英国留学の後、外資系企業での通訳・翻訳、課長職などを経て結婚後退職。子育てをしながら自宅...

【第3回】通訳者・翻訳者の子育て「“ハーフ”でも何もしなければ“バイリンガル”には育たない」

(執筆:会議通訳者 エバレット千尋) 「ハーフちゃんだと、勉強しなくっても英語が話せていいね!」 日本では毎日のようにこの言葉に出会いました。私の主人はオーストラリア人です。純潔日本人で留学経験ゼロだった私がゲットした「英語ネイティブ」のオージー・ハズバンドは、家庭でも英語を使う理由を与えてくれる、とてもありがたい存在です。 だからといって、そんな2カ国語の家庭で育つ子どもが放っ...

【第1回】通訳者・翻訳者の子育て「幼少期は母語を大事に、高校からNZへ留学 」

(執筆:会議通訳者 岩瀬かずみ) 2020年の英語教育義務化完全実施を見据え、早期英語教育が改めて加熱しています。では、英語のプロと言われる通訳者・翻訳者は、どうやって英語を身につけたのでしょう? また、子供の英語教育をどう捉え、何を期待し、何を実践し、そして何を悩んでいるのでしょうか? この連載では、これまで実践してきた子育てや語学教育の体験談、日本の英語教育へ提言などを、毎回、異なる通...