リソース

【第5回】通訳・翻訳学習記―東京外国語大学編―「秋学期末試験から1年目終わりまで」

 皆さん、こんにちは。日本会議通訳者協会理事の佐々木です。  梅雨もあけて、いよいよ夏ですね。新型コロナウイルスの感染拡大も続く中、熱中症にも気をつけないといけませんが、体調管理をしっかりとしていきましょう。 さて、今回は一年次秋学期期末試験、冬学期そして春休みのお話をします。 一年次秋学期期末試験 授業にもよりますが、秋学期の期末試験は1月にあります。第3回の春学期期末...

保護中: 【第28回】製薬業界の通訳「おススメ製薬通訳教材③」

【会員限定コンテンツ】 前々回から、少し趣向を変えて、第25回までに取り組んできた各トピックをさらに学習する際のおススメ教材を紹介しています。第3弾の今回は、第9回~第12回が対象です。 第9回は「PVの通訳」に取り組みました。本トピックのおススメ本はこちらです: Waller, P.・Harrison-Woolrych, M.(2018).『医薬品安全性監視入門』〔第2版〕(...

保護中: 【第4回】遠田和子の無手勝流英文法「前置詞は基本イメージを掴む!」

当連載では過去3回にわたり英語の冠詞について書きました。今回は冠詞と同じくらい苦手意識を持つ人が多いと言われる前置詞を取り上げます。 前置詞は慣用的な用法が多く、日本語の助詞と対応して覚えても使えないことがよくあります。たとえば、「の」に対してofは最も思いつきやすい前置詞です。ところが「ドアの鍵」はthe key of/to the doorですが、「成功の鍵」ではofではなくtoを組み...

保護中: 【第3回】バズワード「AI」の取説「社会における機械学習の活用の類型パターン&事例」

【会員限定コンテンツ】 前回第二回の「機械学習の仕組み」では「どのような手法とプロセスでAIが作られるのか?」について、頻繁に使われる技術的な専門用語を織り交ぜながら説明しました。 第三回の今回は、実際にどのような場面で機械学習や深層学習モデルが使われているか、その類型パターンとともに活用事例をご紹介します。身近な例も含まれるので、前回より皆さんにとって分かりやすい内容となっているか...

【第15回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「心の不調と向き合う」

現役の通訳者の方、あるいは通訳の仕事に就くことを目指しておられる方の共通点は何でしょうか?それは「頑張り屋さん」であることだと私は思います。「勉強が好きで好奇心旺盛」「夢に向かって計画を立てて実行したり、細かいことまで丁寧に調べたりすることに喜びを感じる」というタイプが多いと思うのですね。向上心は尊いですし、謙虚になりつつ目の前のことに全力を尽くすことは、生きがいをもたらしてくれます。 た...

【第1回】通訳案内士のお仕事~北の大地から「コロナ禍の通訳案内士」

皆様、はじめまして。北海道を拠点に通訳案内士・通訳者として活動をしている飛ヶ谷園子と申します。先日(2021年6月20日)オンラインで開催された第3回JACI同時通訳グランプリの本選にて、スピーカーという大役を務めさせていただきました。そしてこの度、通訳案内士の仕事についての連載を始めることになりました。第1回目は、先日のスピーチの内容に沿いながら、コロナ禍における通訳案内士の現状についてお話し...

保護中: 【第3回】遠田和子の無手勝流英文法「aかtheか」

英文を書いているとき、「う~ん、ここはaかな、それともtheかな」と迷った経験があるでしょう。迷った末に「なんとなく、適当に」選択したことはありますか?今回はaかtheかを見極めるときに使える無手勝流キーワードを紹介します。 まずはaです。aは数えられるモノ(可算名詞)に付く冠詞ですから、大前提として「境目がある」ことを表します。他と区別できるからこそ数えられるわけです(詳しくは連載第2回...

保護中: 【第2回】バズワード「AI」の取説「機械学習の仕組み」

【会員限定コンテンツ】 【第一回】バズワード「AI」の取説「AIの歴史と機械学習・深層学習」では、外観を掴むことを目的にAIという言葉の歴史やそれを取り巻く重要な技術についてその違いを説明しました。今回以降は第三次AIブームの主役である機械学習と深層学習の仕組みや実装例について、より踏み込んだ内容を解説していこうと思います。 機械学習という技術の仕組み 前回の記事では「第三次A...

【第4回】通訳・翻訳学習記―東京外国語大学編―「1年生秋学期スタート」

皆様、こんにちは。日本会議通訳者協会理事の佐々木です。 2年生になり、あっという間に大型連休が終わりました。コロナ禍での2度目の大型連休、いかがお過ごしでしたか? 第4回の今回は秋学期と中間課題、年末年始のお話をしようと思います。 秋学期開始  秋学期が始まった10月は幸い東京の新型コロナウィルスの感染者数が減少傾向にあり、東京外国語大学では一部の授業が対面形式で実施され...

保護中: 【第6回】あの通訳研究って、実際どうなの?「通訳におけるノートテーキングについて」

【会員限定コンテンツ】 新緑の美しい季節となりました。しかし、コロナ禍はとどまるところを知らず、大阪をはじめ関西では急拡大で医療崩壊に直面する事態となってしまいました。また各地で出されている緊急事態宣言により、日本中で自粛が求められる日々が続いています。先が見えない状況にストレスや不満を抱えている方も多いかと思いますが、現状を正しく認識しこれ以上の感染拡大防止を心掛けなければならない状況か...

保護中: 【第29回】放送通訳の世界「単語との付き合い方」

【会員限定コンテンツ】 「通訳者に必要な能力は何ですか?」 このような質問を私は授業で尋ねることがあります。答えとして挙がってくるのは文法力、語学力、知識、即応力などなどです。そしてもちろん、「単語力」という回答もあります。事実、単語をそもそもわかっていなければ、目的言語に訳すことはできませんよね。どれだけ知識があったとしても、単語の意味を理解してそれを瞬時に目的言語に訳出できなけれ...

保護中: 【第2回】遠田和子の無手勝流英文法「境目を意識せよ」

前回に続けて冠詞の話です。第1回では、日本人に特徴的な冠詞ミス「裸の C」(可算名詞の単数形を a, the, s 等なしの無冠詞で使う)を取り上げ、根本原因は日本語の名詞が不可算であると書きました。日本語ではモノに言及するとき「数える」必要がありません。 お昼におにぎりを食べました。 仕事でクライアントがこんな発言をしたら、皆さんはどのように訳しますか。ate a rice bal...

保護中: 【第1回】バズワード「AI」の取説「AIの歴史と機械学習・深層学習」

【会員限定コンテンツ】 今日、「AI(artificial intelligence、人工知能)」という言葉は、新聞などで目にしない日はないほど重要な技術として社会に浸透し始めています。一方でその技術の特性や意味合いを正確に理解している方はどのくらいいるでしょうか。筆者はコンサルタントとして大企業向けに機械学習と呼ばれる技術の導入を様々な業界で支援してきていますが、まだ世間のイメージとその...

保護中: 【第28回】放送通訳の世界「スクリプト、使う?使わない?」

【会員限定コンテンツ】 4月29日(日本時間)にアメリカ議会ではバイデン大統領の演説が行われました。私はその日、とある放送局で同時通訳を仰せつかり、大統領の今後に向けての方針を訳す機会に恵まれました。そこで今回は私が行った準備および「当日のスクリプト」に焦点を当ててお話いたします。 まず、政府要人の演説の場合、ご本人は原稿が映し出される「テレプロンプター」という機械を見ながら話を進め...

保護中: 【第27回】製薬業界の通訳「おススメ製薬通訳教材②」

【会員限定コンテンツ】 前回から、少し趣向を変えて、第25回までに取り組んできた各トピックをさらに学習する際のおススメ教材を紹介しています。第2弾の今回は、第4回~第8回が対象です。 第4回は「製薬営業の通訳」に取り組みました。本トピックのおススメ本はこちらです: 前田英二(2010).『医療用医薬品マーケティング 実務者が説く理論と実践』メディカルレビュー社. 目次は以...

保護中: 【第1回】遠田和子の無手勝流英文法「『裸のC』に気をつけろ」

初めまして、翻訳者の遠田和子です。私は長年にわたり日英翻訳に従事し、その傍ら翻訳学校で英訳のクラスを担当しています。今月スタートの当連載では、通訳プロの皆さまに役立つ情報を提供できるよう頭を絞ります。タイトルにある「無手勝流」の意味は、「自分勝手の流儀・自己流」です(「戦わずに勝つ」の意味もありますが、戦いに挑むつもりはありません)。退屈で面白みに欠ける文法解説ではなく、私が日英翻訳で日々格闘す...

【第12回】翻訳・通訳会社のクレーム処理「オンライン通訳でのクレーム」

翻訳・通訳会社は、翻訳者・通訳者には見えない舞台裏で様々なクレーム処理を行っています。本連載は目的は、その一部を紹介することで、翻訳・通訳会社が日々取り組む業務に関して理解を深めてもらうことです。執筆は現役の翻訳・通訳会社コーディネーター。登場人物はすべて仮名です。 前回、オンライン通訳でどのような方が指名されるのかについて述べましたが、今回はクレームについてです。クレームというよ...

【第11回】翻訳・通訳会社のクレーム処理「コロナで変わったもの」

翻訳・通訳会社は、翻訳者・通訳者には見えない舞台裏で様々なクレーム処理を行っています。本連載は目的は、その一部を紹介することで、翻訳・通訳会社が日々取り組む業務に関して理解を深めてもらうことです。執筆は現役の翻訳・通訳会社コーディネーター。登場人物はすべて仮名です。 コロナで世界が一変して早一年、皆様いかがお過ごしでしょうか。 通訳エージェントである弊社の昨年今頃は、予定して...

【第30回】通訳者・翻訳者の子育て「外国語の海に生まれて/通訳者 蛇川真紀さん」

(通訳者 蛇川真紀さん) 絵本が大好き。でも発話は苦手 現在5歳の娘は、陣痛が来る前に生まれるほど安産でした。夜中の授乳も聞いていたほど辛くはなく、「なんだ、楽勝じゃないか」と思ったのもつかの間、娘は1歳半を過ぎても歩くことも指さすことも話すこともありませんでした。気づけば母子手帳の「~はできますか?」というページに「いいえ」が並ぶようになります。何より、ほかの子どもたちと一緒にいて...

【第3回】通訳・翻訳学習記―東京外国語大学編―「春学期期末試験から夏休み」

みなさん、こんにちは。日本会議通訳者協会理事の佐々木です。 東京を含む1都3県では3月22日から緊急事態宣言が解除され、人の往来がまた増え始めましたね。そして東京オリンピックの聖火リレーも始まりました。果たして今年、オリンピックは開催されるのでしょうか?新型コロナに気を付けながらですが、楽しみにしましょう。 第3回の今回は春学期期末試験と夏学期、夏休みの様子をお伝えします。 春...

【第14回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「アイデア次第で快適に」

前回のライフハックスでは私自身が工夫している生活の知恵をシェアさせていただきました。あれから数か月。実は少しずつ自分の持ち物を見直しており、使っていないものや、自分にとっての「卒業」となるモノを処分し始めています。中でも大きかったのが、「自分の掲載誌や投稿の文章」です。以前の私は自分が寄稿した文章などをすべてボックスに入れ、満杯になれば日付を記載して保管していました。「いつか読み返すかもしれない...

保護中: 【第27回】放送通訳の世界「コワい数字」

【会員限定コンテンツ】  放送通訳業務、いえ、通訳全般において緊張することは数々あるのですが、中でも私の場合、一番テゴワイと思っているのが「数字」です。「なぜ?数字というのはoneからtenおよびthousandやmillionといった単語だけでしょ。だから、ラクなのでは?」と思われる方、ぜひ放送通訳者の悲哀(?)をお読みいただければ幸いです。具体的に見ていきましょう。 (1)数字間...

【第29回】自動車業界の通訳

桂田アマンダ純さん update:2017/12/01 「日本の自動車業界」と聞いて、皆さんが思い浮かべるのは何でしょうか。私の場合、小学生の時に教科書で見た「延々とコンテナ船に積み込まれる乗用車」「絶え間なく動き続ける工場のライン」といった写真でした。社会科見学も地元の自動車工場。国の経済を支える基幹産業のひとつであり、2015年度の世界市場においてはトヨタが名立たる欧米メーカーを...

【第28回】ピースボートでの通訳経験を通じて

満元証さん update:2017/11/01 通訳学校などを通じて通訳者として必要な技能を身につけたとしても、最初の仕事を獲得して通訳者としてのキャリアを歩み始めるための「第一歩」に苦労するという話を聞くことがあります。一度仕事を獲得してエージェントやクライアントとのかかわりができれば、それが実績となり次の仕事の獲得につながりやすくなりますが、そうしたつながりがない場合は実務経験な...

【第27回】出産・子育てのブランクから通訳復帰を目指して

寺山なつみさん update:2017/10/02 「このコラムを書いてみないか」と、以前何度か仕事でご一緒させていただいたことがあり、今では第一線で活躍されている先輩通訳者から連絡があったときは正直驚きました。というのも、私はここ5年近く、2度の出産、子育てのため通訳の現場から離れており、最近ようやく、通訳の仕事に戻る足がかりを模索し始めたところだったのです。スキルもすっかり錆びつ...

【第26回】表敬訪問の通訳

山下朗子さん update:2017/09/01 過去の連載にはフリーランス通訳者の方からの投稿が多いですが、私はインハウスでの通訳経験が比較的長く、現在も企業の社内通訳です。今回は直近まで勤務していたある自治体での経験をもとに、海外の賓客をお迎えする場面での通訳、というテーマをメインにお届けします。 私は学生時代の海外滞在経験もなく、社会人になって通訳学校に通い始めるまでは通...

【第25回】英語以外の通訳市場 ~インドネシア語編~

土部隆行(どべ たかゆき)さん update:2017/08/01 「へえ、それは珍しいですね」「いったいどうしてまた……」初対面で「インドネシア語の通訳・翻訳を生業にしている」と言うと、こんな反応が返ってきます。 ナシゴレン(焼き飯)が広辞苑に載るようになっても、日本人にとってインドネシア語はいまだに縁遠く、それ一本で食べている人間はずいぶんと風変わりに映るようです。インドネ...

【第24回】冬季アジア大会 公式通訳の仕事を経験して

木島里奈さん update:2017/07/01 こんにちは。北海道札幌市在住の木島里奈と申します。私はこのたび、冬季アジア大会に公式通訳として参加しました。その体験談と、そこで得た学びについて書こうと思います。 冬季アジア大会は、アジアの45の国と地域が加盟するアジア・オリンピック評議会(OCA)が開催する総合国際スポーツ大会です。札幌大会は、札幌アジア冬季競技大会組...

【第23回】日英同時通訳で気を付けること

トム・エスキルセンさん update:2017/06/01 表題のテーマで執筆を依頼された時、日本で宣教師をしていた父がよく言っていたことを思い出しました。たまに日本人牧師と欧米人宣教師が会議をする時、牧師が英日、宣教師が日英の通訳をすることが多かったそうですが、話がちぐはぐになったり、逆の意味で訳されたりする場面を父は何度も見てきたそうです。通訳の基本は、話し手の意図を理解し、忠実...