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【第6回】通訳なんでも質問箱「同業者に仕事を紹介されたときの謝礼」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイク(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 私は国外で社内通訳をしていたのですが、最近フリーランスになりました。日本の通訳業界では同業者に...

【第5回】通訳翻訳研究の世界~通訳研究編~「努力モデル」と「綱渡り仮説」

皆さん、お待たせしました。半年ぶりの「通訳研究編」です。前回は主に通訳者養成のために生まれた「意味の理論」を取り上げました。今回は、同じく通訳訓練と深いかかわりのある、ダニエル・ジル(Daniel Gile)の「努力モデル(Effort Models)」と「綱渡り仮説(Tightrope Hypothesis)」を紹介します。 生みの親は仏英通訳者 日本語研究で博士号も 通訳研究を少しでもかじ...

保護中: 【第11回】欧州通勉事情「平松・坂井の弥次喜多対談―後編」

【会員限定コンテンツ】 皆様、いよいよこの連載も今回が最終回となりました。というわけで、今回は特別に大学院での学びに関わらず、平松・坂井コンビが過去に経験した通訳に関するエピソードをご紹介したいと思います。今回の対談はリスボンからロンドンに向かう飛行機の中で行っております。(前回『弥次喜多対談』はこちらから) *** 平松:資料だったらなんでもいいわけではないけれど…。 坂井:資料...

【第5回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「インドネシア語通訳者になるには(その1)~ルートと要件~」

今回は、志望者の皆さんからよく尋ねられる「インドネシア語通訳者になるためのルートや求められる条件」がテーマです。前回までに引き続き、日本国内を拠点とする場合に絞って話を進めます。 ****** 英語の世界では、「通訳学校を出て系列の通訳会社に登録」、「社内通訳で経験を積んでからフリーランスとして独立」など、いくつかの典型的なデビュールートがあるといいます。 インドネシア語はというと、国内では...

保護中: 【最終回】モータースポーツの通訳「文化としての車とモータースポーツ」

【会員限定コンテンツ】 過去15回にわたってお伝えしてきた「モータースポーツの通訳」もいよいよ最終回となりました。もともと「10回程度で執筆してください」と依頼された始まった本シリーズですが、毎回規定の文字数を超過しては複数回に分割・・・を繰り返し、計16回の長編と相成りました。 結びを書くにあたり、第一回から読み返してみましたが、説明の上手い下手はさておき、普段は垣間見ることのない閉...

【第4回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「体調管理」

「通訳者になるために必要なことは何ですか?」というお尋ねをよく受けます。おそらく「英文法」「語彙力」「日本語力」などといったお答えを期待されているのでしょう。もちろん、語学や知識に関する能力も大切です。けれども私は通訳者の必須項目として「体力」を挙げています。万全な体調があって初めて良きパフォーマンスができるのであり、それがお客様のご満足につながると考えているのです。 そこで今月は「体調管理...

【第1回】通訳留学奮闘記~ロンドンメトロポリタン大学編

皆さんこんにちは。溝田樹絵(みぞたじゅえ)と申します。2018年10月より、ロンドンメトロポリタン大学の会議通訳修士コースで学んでいます。ロンドンでの留学生活で体験することを、等身大でお伝えしていきたいと思います。海外での通訳訓練の様子に興味をお持ちの方や今後留学を考えている方に少しでもお役に立てればと思います。初回の今回は、クラスの様子と、授業の一部をご紹介したいと思います。 まず、クラス...

【第22回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「『外』でも大活躍!!ブースのお供のグッズ達」

(執筆・平山敦子) 季節は秋。通訳業界にとって一番の繁忙期であります。某ベテラン通訳者いわく「繁忙期に仕事が来るのは当たり前。閑散期にも引っ張りだこになってこそ本当の『売れっ子』」だそうですが…。年間を通じて必要とされる通訳者になるための「信頼」や「実力」を獲得するのも、繁忙期の仕事ぶりがあってこそ。多忙を言い訳に対応や仕事の質が雑になりがちな時期だからこそ、丁寧な仕事を心がけたいものですね...

【第5回】通訳なんでも質問箱「エージェントのパナガイドの手配について」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイク(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 あるエージェントから同通の依頼を受けました。依頼のメールに、パナガイドをバイク便で私宛に発送す...

保護中: 【第15回】製薬業界の通訳「製薬ITの通訳」

薬剤開発においてIT(システム、ソフト)は欠かせない一部となっています。第15回はこの「製薬IT」を取り上げたいと思います。 創薬(drug discovery)・研究(research)・非臨床試験(non-clinical study)の段階で使用されるものとしては、たとえばパーキンエルマー社の電子実験ノート「E-Notebook」が挙げられます。紙の実験ノートを代替する電子実験ノートブ...

【第15回】通訳者・翻訳者の子育て「国産通訳者の英語育児(後編)」

(執筆:通訳者 中井 智恵美) アメリカの学校は全学年一斉に終業となり、ほとんどの生徒は保護者が迎えに来るので、下校時間は毎日が授業参観のようにとても賑やかです。どんな顔をして出てくるか、ハラハラドキドキで待っていると、担任の先生を先頭に一列に並んだ子ども達が校舎から出てきました。 我が子の姿を探し、その顔を一目見た瞬間、とにかくホッとしました。何も聞かなくても「楽しかったんだな」とわかる...

保護中: 【第10回】欧州通勉事情「平松・坂井の弥次喜多対談―前編」

【会員限定コンテンツ】 皆様、いよいよこの連載も今回が最終回となりました。というわけで、今回は特別に大学院での学びに関わらず、平松・坂井コンビが過去に経験した通訳に関するエピソードをご紹介したいと思います。今回の対談はリスボンからロンドンに向かう飛行機の中で行っております。 *** 坂井:里英さん、今年は何回も組ませて頂きましてお世話になっております。これまでで一番忘れられないエピソード...

【第1回】歴史を支えた通訳者たち~金城初美 [1/4]

歴史が動くとき、通訳者はいつだってそこにいた――。 通訳者は日陰の存在。歴史に残る出来事に立ち会い、コミュニケーションの架け橋として常に対話の中心にいるにもかかわらず、多くはその名を知ることがなく、その人の物語が語られることもありません。本連載はこれまであまり語られることがなかったパイオニアたちの物語であり、オーラルヒストリーでもあります。不定期連載、初回のみ一般公開です。 第1回は戦...

【第4回】通訳なんでも質問箱「逐次通訳の練習方法ー通訳ガイド二次試験―」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイク(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 件名: 逐次通訳の練習方法 内容: 通訳ガイドの二次試験を受ける予定なのですが、メモの有効な...

保護中: 【第9回】聖書に学ぶ英語表現と精神世界「神の子羊」と「スケープゴート」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは。前回はペットショップボーイズの有名な曲を題材に、Judeo-Christianの背景からくる「sin」の概念の肌感覚を示しました。そこには悪魔に騙され人の心の中に入ってきた「sin」により、人が神を敬わず、その支配を軽んじて独善的に自らの判断を優先し、神の意志に背く傾向を持つようになったという世界観があり、「sin」に影響された所業が悪い事であると気づき、...

【第4回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「目指す方向と立ち位置を定める」

今回のテーマは、「目指す方向と立ち位置を定める」です。 これまで3回にわたって、インドネシア語の通訳という仕事が置かれた状況を概観してきました。 ここからは、「では、その中で自分はどうするか」という話に入っていきます。 前回予告したトピックのうち、リクエストの多かった「何を強みにし、市場のどの層のニーズに応えていくか」について、同じく多かった「スペシャリストか、ジェネラリストか」を切...

保護中: 【第8回】放送通訳の世界「句動詞、あゝ句動詞」

【会員限定コンテンツ】 同時通訳の勉強を始めたころ、先生に言われたことがあります。「知らない単語は聞き取れない、聞き取れない単語は訳せない」です。そもそも勉強不足でその語彙を知っていなければ、聞き取ることも難しくなります。リスニングが不十分であれば訳すことはできないのです。 放送通訳現場は基本的に一人での作業です。私はCNNとCBS Evening Newsを担当していますが、30分間...

【報告記事】日本通訳フォーラム2018

日本会議通訳者協会(JACI)が毎年開催している、通訳に関する日本最大のイベント「日本通訳フォーラム」。2018年は8月25日(土)に東京・三軒茶屋の昭和女子大学で開催された。現役の通訳者から通訳者志望者、業界関係者など、多くの方が集まった当イベントの中から基調講演を含む、いくつかのセッションをレポートする。 詳細なレポートはこちらから

保護中: 【第14回】製薬業界の通訳「医療機器の通訳」

【会員限定コンテンツ】 医療機器(medical device)は医薬品と比べるとスポットライトが当たることは少ないですが、血圧計、体温計、コンタクトレンズなど、身近にあって欠かせないものばかり。第14回はこの「医療機器」を取り上げたいと思います。 「医療機器」は日本では法律で次のように定義されています: 「医療機器」とは「人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用される...

保護中: 【第9回】欧州通勉事情「B言語への同時通訳」

【会員限定コンテンツ】 お題「B言語への同時通訳」 今回は坂井と平松が半分ずつ、同じテーマに沿ってそれぞれ全く何の打ち合わせもなく好き勝手な所感を書いてみます。お題は「B言語への同時通訳」ですので、私たちの場合は英語への同通ということになります。英語への同通については先月の「リレー通訳」の記事にも書きましたが、今回は日頃私たちがB言語に対して感じている率直な意見を書いてみようかなと思っておりま...

【第14回】通訳者・翻訳者の子育て「国産通訳者の英語育児(前編)」

(執筆:通訳者 中井 智恵美) 蒸し暑い日本の夏とはまるで違うカラっと晴れた8月下旬のある朝、私は祈るような気持ちで、子ども達が四角いコンクリートの校舎に吸い込まれていくのを見守っていました。その日は、二人の娘達が初めてアメリカの公立小学校に通う日だったのです。 2012年6月、夫の仕事で私達家族4人は、アメリカ・テキサス州のエルパソという土地に移り住み、3年間を過ごしました。 ...

保護中: 【第15回】モータースポーツの通訳「実践編(HOW)」

【会員限定コンテンツ】 過去14回にわたって、業界のこと、レースの仕組み、レース開催中のレーシングコースの様子などお伝えしてまいりました。今回は仕事のタイプを以下の3つに分け、それぞれの内容と準備について書きます。 外国人ドライバー付きイベント通訳 レース運営の通訳 チームの通訳 *** 1.外国人ドライバー付きイベント通訳 モータースポーツ関連の通訳業務...

保護中: 【第7回】放送通訳の世界「世界ニュースから日本を見ると」

【会員限定コンテンツ】 「通訳」にも様々な分野があります。国際会議、商談、通訳ガイド、法廷、コミュニティ通訳などです。中でも放送通訳の場合、事前の準備原稿はなく、キャスターの英語スピードも世界最速と言われます。また、私が携わる局では一人でブースに入ります。パートナー通訳者のサポートもありません。そう考えると、緊張感の非常に高い職種と言えるでしょう。「ストレスがたまりませんか?」と尋ねられます...

【第3回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「市場性を見極める」

今回のテーマは「市場性を見極める」です。予告で触れた料金設定や採算性の部分にリクエストが集中したので、多めの字数を割きました。結果としてタイトルと中身が多少ずれた感もありますが、ご容赦を。 ■三つの固定観念 インドネシア語通訳の料金設定や採算性について考える際、主に次の三つの固定観念が邪魔をしているように思います。 (1) 「相場は意識すべきだ」 インドネシア語通訳の場合、市場自体がま...

保護中: 【第13回】製薬業界の通訳「査察・監査の通訳」

【会員限定コンテンツ】 以前にも書きましたが、製薬業界ではGCP(Good Clinical Practice【臨床】)、GMP(Good Manufacturing Practice【製造】)、GLP(Good Laboratory Practice【非臨床】)、GVP(Good Vigilance Practice【PV】)、GQP(Good Quality Practice【品質】)、...

【第13回】通訳者・翻訳者の子育て「毎年4カ月は福島の学校へ」

(執筆:翻訳・通訳者クレアリー寛子) 私は現在、米国ミシガン州で翻訳業をしながら、ひとり息子の子育てをしています。今年で12歳になる彼は、米国で公立学校に通っていますが、毎年約4カ月間は私の故郷である福島県の公立学校にも通っています。我が家で取り組んでいるクロス・カルチュラルな子育てについて書いてみたいと思います。 日本で生まれ、4歳で米国へ 息子は静岡に生まれ、1歳の頃に東京へ引っ越し...

保護中: 【第4回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?今回お話をお伺いしたのは、現役コーディネーターの内田ジェシカ(20代、仮名)さん。不定期連載です。 コーディネーター歴も長くバイリンガルで社内の人望も厚い彼女。現役通訳者が現役コーディネーターに聞きたいあれこれを聞いてきました。前回...

保護中: 【第3回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?今回お話をお伺いしたのは、現役コーディネーターの内田ジェシカ(20代、仮名)さん。不定期連載です。 コーディネーター歴も長くバイリンガルで社内の人望も厚い彼女。現役通訳者が現役コーディネーターに聞きたいあれこれを聞いてきました。 ...

【第4回】通訳翻訳研究の世界~翻訳研究編~順送り訳と情報構造

順送り訳とは この連載では通訳と翻訳に関する研究を紹介していますが、今回は通訳と翻訳の両方に関係する〈順送り訳〉について考えます。まず、下の英文を訳すことを考えてみましょう。 I came to Paris to escape American provincial. 文脈的要素を排除して訳すと、to escape 以下が不定詞の目的用法となり「アメリカの田舎から逃げるために、パリに...

保護中: 【第8回】欧州通勉事情「ハイジャック事件:それはケニアのナイロビで発生した」

【会員限定コンテンツ】 皆様、世界中で凄まじい暑さが続いておりますね。ここロンドンでも今年は日中の気温が30度を楽に超す日々が続き、珍しく熱帯夜などというものも発生しています。イギリスの一般家庭にはクーラーなどもちろん据え付けてありませんので、夜暑くて寝られなくても窓を開けるか扇風機を使うしか対処法がありません。ただし、こちらにはあまり蚊がいないので、網戸のない窓(網戸そのものがイギリスには...