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保護中: 【第7回】フランスとレイシズム「暴動のニューカレドニア、その怒りの根源について」

【会員限定コンテンツ】  5月13日から仏領ニューカレドニアで、首府ヌメアを中心に起きた「暴動」の経緯については既に日本でも多く報道されているので、ここで繰り返す必要はないように思う。今回は、「暴徒」と化した独立派のカナック(ニューカレドニアに三千年前から住むとされる先住民)の人々の怒りを引き起こした問題の根源がどこにあるのかについて、少しだけ考察してみたい。結論から言えば、現在の危機の根...

【結果発表】第6回 JACI 同時通訳グランプリ

第6回 JACI 同時通訳グランプリの結果を以下の通り発表いたします。 【学生部門】 グランプリ小松あろは(Middlebury Institute of International Studies at Monterey) 準グランプリ井原菜緒(国際基督教大学) 【一般部門】 グランプリジャスティン・シュッツ 準グランプリブライアン・デイ受賞者の皆様、おめで...

【JIF2024】浅原良樹「元エンジニア現役通訳者が語る遠隔通訳に役立つIT知識と便利ツール」

浅原良樹 工業大学電子工学科卒業後、総合電機メーカーにエンジニアとして勤務、通信機器の電子回路設計に従事。その後外資系通信機メーカー数社に在籍し、プロジェクトマネージャーとして通信機器の開発などに従事。2020年に早期退職し、現在はIT系コンサル企業で社内通訳者として就業中。2024年1月に通訳者向けITサポートブログサイト「テックよしき」を開設、通訳者向けのIT関連のお役立ち情報...

【JIF2024】木曽 崇「ハイエンド外国人観光客が押し寄せる?統合型リゾートの開業とマルチリンガルの未来」

木曽 崇(きそ たかし) 日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒業(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者での会計監査部内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長に就任。 ハイエンド外国人観光客が...

保護中: 【第6回】匂いにまつわるなにやかや「香料の種類」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは。 青紅葉の季節で嬉しい、栗原です。 少々お休みをいただきましたが、匂いにまつわるなにやかや第6回の今回は香道についてです。 ■香道とは 香道とは香木を一定の作法に則って炷き、発薫する香りを鑑賞する日本の芸道で、香道では香りを嗅ぐことを「聞く」といいます。 6世紀に仏教と共に香りが日本に伝来して以降、ごく限られた社会階層の人々...

保護中: 【第9回】薬事の通訳ー医療機器を中心に「様々な医療機器をどう評価するか」

【会員限定コンテンツ】 第8回では、様々な医療機器の分類とその例を紹介しました。今回は審査上の取り扱いについて紹介します。 申請に必要な書類は何か 申請に必要な書類のことは申請書と呼ぶのですが、内容は多岐にわたります。大きく分けて3つに分かれます。 申請書:製品の構造、原材料、規格、製造工程、使用方法等をまとめて記載する。 STED (Summary Techni...

【JIF2024】小林 至「グローバル化するプロスポーツ経営の実態」

小林 至(こばやし いたる) 博士(スポーツ科学)、MBA桜美林大学教授 / 一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会会長 / 一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)理事   1968年生まれ。神奈川県出身。1991年、千葉ロッテマリーンズにドラフト8位指名で入団(史上3人目の東大卒プロ野球選手)。 1994年から7年間米国在住、コロンビア大学でMBA取得。200...

保護中: 【第14回】この台詞に注目!映像翻訳の楽しみ方『哀れなるものたち』

【会員限定コンテンツ】 映像翻訳者の松本陽子です。配信作品を中心に字幕翻訳と吹替翻訳を手がけています。映画を見るのが大好きで、2023年は映画館で180本ほど鑑賞しました。動画配信サービスでも多くの作品を見るなかで、すばらしい訳に出会い、「この見事な技術を身につけたい」と思ってきました。そんな日本語訳を、ご紹介します。 第14回の作品は第96回アカデミー賞で主演女優賞ほか4部門受賞し...

保護中: 【第15回】今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから「名詞化で短縮」

【会員限定コンテンツ】  放送通訳の最大の特徴。それは「何が出てくるか本番までわからないこと」に尽きます。会議通訳の場合、事前にテーマが告知され、業務日当日に向けて猛勉強できますよね。単語リストを作成し、登壇者のプロフィールをおさえ、動画サイトや著作などをチェックしておくなどなど。やることは山積みですが、この予習部分さえしっかりとおこなっておけば、当日はよほどの「脱線」が無い限り、対処でき...

第7回 JACI特別功労賞 受賞者コメント MICかながわ

この度は、栄誉あるJACI特別功労賞をいただき、関係者の皆さまに心から感謝申しあげます。 2000年の外国籍県民かながわ会議のメンバーの切実なつぶやき「病院に行くときに専門の通訳がいたら…」が10月に提言の形になり、それを機に神奈川県での医療通訳制度が検討され、その実務を担う団体として、2002年4月に特定非営利活動法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)が設立され...

第7回 JACI特別功労賞 MICかながわ

日本会議通訳者協会(JACI)は2018年に、通訳業および通訳業界に多大な貢献をし、その発展に寄与した個人および/または組織の功労を讃えることを目的に、JACI特別功労賞を制定しました。 厳正な審査を経て、第7回の受賞者は特定非営利活動法人多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)に決定しました。 MICかながわ MICかながわは「ことばで支えるいのちとくらし」という...

【JIF2024】中山桂「投資家目線の企業分析 第6回『日本製鉄』」

中山桂 中学時代に一時期、インドネシアのジャカルタで過ごす。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。在学中に1年間、ワシントン州ベルビュー・コミュニティ・カレッジに留学。メリルリンチ証券東京支店にて債券、株式、ディストレスト等の営業に携わった後、ソニー銀行にてクレジット運用業務に従事。2006年に翻訳・IR業務を行う有限会社ピィファ・パートナーズを設立。現在は金融翻訳のほか、投資家と企...

【JIF2024】平井美樹「フィギュアスケート通訳者に求められる要素(elements)と出来栄え(GOE)」

平井美樹 会議・放送通訳者。日本スケート連盟通訳者。学生時代にESPN Sports Centerを翻訳するアルバイトから通訳の道に入る。NHKの大リーグ、NBA、NFL放送の通訳スタッフ、広告代理店の社内通訳を経て、現在はニュース、国際関係、安全保障、企業買収からエンタメ、相撲の英語放送までをこなす。五輪やサッカーW杯、ラグビーW杯にも通訳として関わるほか、日本スケート連盟の通訳...

【JIF2024】ソフィー・ルウェリン・スミス「日英通訳者のための英訳セルフ・トレーニング: 戦略とエクササイズ」

ソフィー・ルウェリン・スミス 会議通訳者であり、B言語への通訳(retour)専門のトレーナーでもある。現在は、通訳者向けのウェビナー、逐次通訳とB言語通訳のグループセッション、1対1のコーチングの提供などの活動を行う。また、オンラインによる通訳者のためのイベント「TerpSummit」の主催者、ブロガー、ポッドキャスターとしても、通訳業界へ多大な貢献をしている。 日英通訳者...

【JIF2024】佐藤秀典「AI翻訳機にタックルをかます。人間の通訳でしか伝えられない世界」

佐藤秀典 1981年3月28日生まれ。東京都出身。10歳の時、豪州ゴールドコーストに移住(1990年~1999年)。現地の高校を卒業後、帰国して雑貨店、アクセサリー店などで勤務。2003年からラグビーチームの通訳を始めて以降、「横浜キヤノン・イーグルス」、「7人制ラグビー日本代表」、「ドコモレッドハリケーンズ大阪」などのチームで通訳として勤め、2015年4月から日本代表の通訳に就任...

【JIF2024】みょんふぁ「“通訳さん”と呼ばれて…。女優としての野生通訳『心をつなぎたい』」

みょんふぁ マルチばんざい女優。女優、司会・ナレーション業を中心に活動する他、プロデューサーや通訳・翻訳、演技講師、韓国語教師としても活躍。大阪生まれの在日コリアン3世。SORIFA代表。一般社団法人日韓演劇交流センター副会長。 2014年、日本の文化庁の在外研修生として選ばれ、韓国国立劇団で女優としての訓練を受け、2015年韓国国立劇場でデビュー。企業や芸術分野においての日...

【JIF2024】加藤慶子「映像翻訳会社の仕事と業界トレンド」

加藤慶子 金融機関での勤務や産業翻訳のチェッカー経験を経て、2015年より株式会社ワイズ・インフィニティ制作部で主に字幕の演出・チェックに携わる。翻訳者の育成にも力を注ぎ、セミナー講師や外部での講演にも積極的に取り組む。2024年からは同社クリエイティブ事業部の課長として新規事業開発や営業活動にも従事。実は応用翻訳学修士修了。ゆるハイカー/クライマー、ワインも好きなビール党。 ...

【JIF2024】丸山剛史「プロ野球通訳の現状と展望」

丸山剛史 1976年生まれ、横浜市出身。アメリカ留学後、株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)入社。その後、ラグビートップリーグのキヤノンイーグルスの通訳の業務に就く。2016年から2020年まで横浜DeNAベイスターズのスタッフとしてラミレス監督の通訳となる。2021年から現在まで、ラミレス氏の個人マネージャー/通訳を担当。 プロ野球通訳の現状と展望 「各プロ野球...

保護中: 【第8回】安全保障と防衛の日英通訳「データ主権とセキュリティ・クリアランス」

【会員限定コンテンツ】 今年に入り、マイクロソフトやオラクルなど米クラウド大手が、相次いで日本への大規模なデータセンター投資を発表しています。背景には生成AIの急速な普及があると同時に、経済安全保障の観点から、自国のデータを国内で管理する世界的な流れもこうした対日投資を後押ししています。また現在開会中の国会で、セキュリティ・クリアランス制度を創設する新法が可決・成立しました。今回は、このよ...

保護中: 【第8回】薬事の通訳ー医療機器を中心に「様々な医療機器をどう評価するか」

【会員限定コンテンツ】 これまで、医療機器は製品の特徴とリスクにより審査の着眼点が異なると述べてきました(関連:本連載第1回、本連載7回)。第8回では、様々な医療機器の分類の観点から抜粋して数点紹介します。 医療機器の分類 有体物・無体物 (tangables, intngables) 法による定義はありませんが、有体物はモノとして存在する医療機器、無体物はソフトウェア医...

保護中: 【第17回】あの通訳研究って、実際どうなの?「専門職と倫理観」

【会員限定コンテンツ】 プロとして、専門職としての倫理観を考える  世間は長期連休を迎え、国内外の観光地に関するニュースを頻繁に見る時期となりました。しかし、統計では自宅で過ごす割合が最も多く、観光地はいわゆるインバウンドによる海外からの観光客で賑わっているようです。経済的には「お金を落としてくれる観光客」ではあっても、オーバーツーリズム問題も出てきており観光客のマナーが課題となって...

【JIF2024】ジュリア・ポーガー「クライアント・ジャーニー完全版〜段階別コミュニケーション攻略法」

ジュリア・ポーガー ジュリア・ポーガーは英語、ロシア語、フランス語のビジネス、会議および外交通訳者。30年以上にわたり政府、NGO、企業、国際機関などで通訳経験を有する。通訳者がより高い報酬と好条件で、多くの案件を獲得できるよう、サポートを提供している。2002年「Know Your Worth」セミナーを立ち上げて以来、何百人もの通訳者、翻訳者、公人、コーチ、その他のサービス・プ...

【JIF2024】クリス・ギショー・デ・フォーティス「通訳におけるストレス・マネジメントとエキスパート・パフォーマンス」

クリス・ギショー・デ・フォーティス クリス・ギショー・デ・フォーティスは、英語(A)、フランス語(B)、スペイン語(C)の会議通訳者。英国ケンブリッジ大学、バース大学にて学ぶ。AIIC (International Association of Conference Interpreters)メンバー。プロテニス選手としてキャリアをスタートさせ、アマチュアのラリードライバーとしても...

【JIF2024】吉田理加「スペイン語司法通訳(者)の現状と今後の課題:ナラティブ分析を通して」

吉田理加 愛知県立大学外国語学部准教授、国際文化研究科博士前期課程コミュニティ通訳学コースの担当教員。会議・司法・医療通訳者。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程修了(Ph.D)著書に『顕在化する多言語社会日本:多言語状況の的確な把握と理解のために』(共著)や『翻訳と通訳の過去・現在・未来:多言語と多文化を結んで』(共著)など、論文に「通訳を介した法廷談話実践を...

【6/15】竹山友陽「サッカーと言葉:世界をつなげるサッカーのコミュニケーションとは」【遠隔】

Jリーグ選手や海外クラブに在籍する選手たちは語学面でどのようにサポートされているのか? 講師の竹山氏は英語、イタリア語でサッカーに関連する通訳業務を多数経験されてきましたが、本講演では竹山氏がどのように語学力を向上し準備をしてきたかをご紹介します。これに加えて、日本サッカーと海外サッカーを繋ぐ仕事の中で、どのような技能や経験が必要されているかを参加者のみなさまと共有します。 サッカー...

【JIF2024】小川カミーユ「フランス語会議通訳の現場から」

小川カミーユ フランス語会議通訳者・翻訳家。パリ通訳翻訳高等学院(ISIT)で会議通訳基礎科修了後、1989年に日本語を磨くために来日。1992年から日仏・英仏会議通訳のほか、和文仏訳・英文仏訳、仏語字幕作成など幅広く手掛ける。2021年〜2023年、APEF青山フランス語プロフェショナルコース短期集中講座「リモート同時通訳ワークショップ」講師。Techforwordの創設メンバー...

【最終回】手話通訳士への道「ー終わりにー」

 意地の悪い私は、「コーダ(ろう者の両親のもとで育った聞こえる子)」なので、勉強会などで手話通訳が用意されているとき、次のように自己紹介することがあります。 私は「コーダ」です。よく「あーだこーだ(コーダ)」とうるさい川根といわれています。 というと聞こえる人からは笑いが漏れますが、ろう者からの笑いはほとんどありません。 「あーだこーだ」を、ある通訳は、「あーだ」を人差し指で左...

【第8回】通訳留学奮闘記~梨花女子大学校通訳翻訳大学院編~「辛くて辛い、同時通訳トレーニング」

34歳でハングル文字から韓国語学習をスタートさせ40歳を目前に韓国の通訳翻訳大学院(=通大)に入学した私が、「通訳のための海外留学」のリアルな実態をお届けします。 今回は「同時通訳ブースの中で迷走する話」です。 いよいよ始まった同時通訳の本格訓練 冬休みが終わり、3月から新たな学期がスタートしました。 今学期の必須科目は、「専門逐次通訳」「同時通訳AB(韓日)」「同時通訳...

【JIF2024】「通訳人へのインタビューからみえたベトナム語司法通訳の現状と課題」

TRAN THI MY(チャン・ティ・ミー) ハノイ国家大学 外国語大学 東洋言語文化学部卒、同大学大学院研究科 修士課程 日本語学専攻修了。東京外国語大学大学院 総合国際学研究科 博士前期課程 日本語教育学専修コース修了、同後期課程 言語文化専攻修了。博士(学術)。 主な論文・著書:「日越間ビジネス通訳におけるベトナム人通訳者の職業規範意識」(2019年、『通訳翻訳研究への...