新たな通訳環境に向けた通訳者からの提案

新たな通訳環境に向けた通訳者からのご提案 感染症予防のためのお願い(PDF) リモート通訳に関するお願い(PDF) 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、遠隔会議通訳 (RSI) システムや、Web会議システムを使った遠隔通訳サービスが急速に浸透するなど、通訳者の働く環境は急激に変化を遂げています。 この新たな通訳環境 (感染対策が必要な現場通訳・リモート通訳) は、通訳者が...

【第6回】シリコンバレー徒然通訳テクノロジーだより「ペーパーレスへの道 その2: iPadで資料を快適&便利に扱う方法」

日本は台風が猛威を振るいましたが、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。影響のあった地域の暮らしが一日も早く元に戻るように願っています。 カリフォルニアでも温暖化の影響は日々実感させられるところで、大規模な山火事が複数発生し、ここ2,3週間は外に出られないほどの煙です。ドアを開けるとサウナ並みに暑く、煙で視界は白く灰が舞い、キャンプファイヤーのような匂いがして目が痛くなります。鳥も見かけません。...

保護中: 【第16回】通翻訳者が知るべきBrexit「波乱の9月再び」

1年が経つのはあっという間だ。昨年9月に掲載した連載第5回のタイトルは『波乱の9月』だった。9月9日の深夜に国会が閉会され、2週間後の9月24日に最高裁判所が国会閉会を違法で無効とする司法判断を出した。再開された国会は大荒れに荒れた。新型コロナウイルス感染症パンデミックを挟んだ今振り返る1年前は、別の時代のように遠く見える。 ところが、コロナ禍でずっとニュースの紙面から追いやられていたBr...

【第26回】通訳者・翻訳者の子育て「バイリンガル子育てプラス2言語(前編) /スペイン語通訳者 相川知子さん」

(スペイン語通訳者 相川知子) スペイン語が大好きでアルゼンチンのブエノスアイレスで通訳、翻訳を生業としています。配偶者はアルゼンチン人、二人の娘はアルゼンチン生まれです。ほっておいたら家族はみんなスペイン語のみであったでしょう。 しかし結果的に、現在19歳と18歳の娘たちの母国語はスペイン語で、日本語はあまり複雑なことや読み書きはできませんが、ほぼ母語です。さらに、英語とフランス語...

保護中: 【第6回】カイシャの中身「企業会計(2)」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。この原稿を書いているのは8月下旬です。毎日猛烈な暑さが続いています。皆様も健康に留意してお疲れが残らないようにと願っています。 暑さをものともせず日本会議通訳者協会は史上最大・日本最大、ひょっとすると世界でも有数な規模の通訳・翻訳イベントを実施しました。実質は「通訳・翻訳月間」で、8月1日から31日まで毎日(1日の中休みもなく)オンラインイ...

保護中: 【第6回】トップの通訳「外国人社長の社内会議」

【会員限定コンテンツ】 ここのところ、リモート通訳の需要が伸びているようですね。自宅からのリモート通訳を始めた頃は、仕事と生活の距離が近いことに戸惑いを覚えたものです。案件終了後、以前なら地下鉄に揺られて、熱くなった脳をクールダウンさせながら帰宅していましたが、今はリビングのドアを開けた途端、家族の会話に引きずり込まれるし、会議の休憩中に水を取りに行くのは自宅の冷蔵庫です。当初はこの『どこ...

保護中: 【第4回】はじめてのサイバーセキュリティ「さまざまな攻撃」

【会員限定コンテンツ】 みなさん、こんにちは。 前回は、いくつかの前提知識を取り上げました。具体的には、まずサーバーセキュリティにおけるCIAという三要素(機密性、完全性、可用性)です。セキュリティを担保するには、三要素全てをおさえておく必要があるということでした。また、「認証」「認可」「特権」という概念も取り上げました。認証とは特定の個人を識別すること、認可とはユーザーに合わせた権...

【第5回】シリコンバレー徒然通訳テクノロジーだより「ペーパーレスへの道: iPadを使ってメモ取りをする方法 その1」

皆様 お元気でお過ごしでしょうか。 少し前になりますが、アメリカではついにトランプ大統領がマスクを付けたことが話題になりました。私の地元にもanti-maskerと呼ばれるマスク反対派がいます。散歩中に他人とすれ違う場合には大抵の人が顎に下ろしているマスクを口の前に引き上げ、距離を置いて行き交うのが暗黙の了解となっています。(本当は顎に下ろしたマスクを着けなおすのも感染症的にはタブーですが...

保護中: 【第5回】カイシャの中身「企業会計」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。JACI会員やコンテンツ利用者のみなさんの中にもコロナウイルス流行で大変な苦労を強いられている方がいらっしゃると思います。連載記事や各種コンテンツはそうした困難を直接解決することはできませんが、もし自由になる時間が増えたのでしたら役立つ情報を見つける一助になるかもしれません。 今年は金融翻訳者中山桂さんが財務諸表の読み方についてすばらしいオ...

保護中: 【第22回】放送通訳の世界「さあ、違いはどっち?」

【会員限定コンテンツ】  放送通訳と会議通訳。この大きな違いは「同じ空間にパートナーがいるか否か」だと私は思っています。かつて国際会議の同時通訳をメインに稼働していたころは、常に先輩や同僚通訳者の存在がありました。同じ狭いブース内でサポートをしながら、ハードな一日を乗り切るというものだったのですね。用語のすり合わせをしたり、難解な用語を速攻で辞書で調べたり、めまいがするような数字のオンパレ...

保護中: 【第5回】トップの通訳「外国人エグゼクティブの習慣」

【会員限定コンテンツ】 皆さん、こんにちは。1か月ほど前、ソフトバンクの孫正義さんがインタビューの中でこんなことを語っていました。 「今まで(コロナ前)は人と会って話したいという思いが強かったけれど、やってみると案外テレビ会議などでも人と人の心は伝わるものですね。生産性が上がることもある。そんな発見があった一方で、『やっぱり生で会いたい』という気持ちがますます湧きますよね。」 ...

保護中: 【第9回】通訳ブースは宝の山「コロナ、コロナ、コロナ」

【会員限定コンテンツ】 それでもupskillにreskill  7月24日にBBCワールドの通訳シフトに入っていると、この日が、本来ならば、東京オリンピックの開会式であったことに気づかされた。BBCの日本特派員が報じていたからである。言われなければ、意識することもなかっただろう。「東京2020」はもはや遠い昔の物語のよう。新型コロナがなければ、今頃は沸きに沸いていたはずだ。筆者にも...

【第25回】通訳者・翻訳者の子育て「バイリンガル教育は難しい―皆そろってモノリンガル家族」

(会議通訳者 ベック徳子) 熊本弁を操っていた子どもたち 家族構成はアメリカ人の主人と娘2人、息子1人です。私は中学で初めて英語を学び、日本の短大を卒業後アメリカの大学に編入。しかし自分の稚拙な英語ではまったく会話にならないことにショックを受け、長年かけて英語を習得しました。そこで子どもが生まれたら是非バイリンガルに……という夢はあったのですが、子どもたちが学校や保育園に行くようにな...

保護中: 【第3回】あの通訳研究って、実際どうなの?「努力モデル(Effort Model)―検証の繰り返し」

【会員限定コンテンツ】 皆さん、ご無沙汰しております。今年の夏も日本は豪雨に襲われており、大変悲しいニュースも多くなっています。この場をお借りして、犠牲となられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げたいと思います。まず早く雨が上がること、そして一刻も早い復興を祈るばかりです。 加えて、コロナウィルスも収まる気配は見えません。一時は感染者数も減少し収ま...

保護中: 【第3回】はじめてのサイバーセキュリティ「前提知識」

【会員限定コンテンツ】 みなさんこんにちは。 前回は、サイバー空間に存在する攻撃者について説明しました。簡単に振り返りをします。攻撃者は組織の内外にいます。外部には、国家、犯罪組織、ハクティビストや個人のハッカーがいます。内部には、悪意がない者とある者がいます。通訳業務の準備では、国家と犯罪組織について押さえておくのが重要ということでした。 前回の締めにおいて、「次回は...

【第4回】シリコンバレー徒然通訳テクノロジーだより「上手にググるには? 情報検索の精度を上げる方法 その2」

皆様 お元気でお過ごしでしょうか。 カリフォルニアは一瞬経済活動の規制が緩和されましたが、再度強化されることになりました。3月から閉鎖中の学校も、夏休みが明けて半年経ってもやはり再開できないそうです。落ち着いたら行こうと思っていた美容院もまた閉鎖され、私の髪も年始以来伸び放題です。家で切って意図的もしくは意図せず出来上がった面白い髪形を corona cut と呼び、 #coronacut...

保護中: 【第4回】カイシャの中身「人事制度の通訳(2)」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。コロナウイルスのため会議通訳の仕事量が非常に少なくなっています。それでも6月になって少しずつ業務の照会を受けるようになってきました。外国人参加は遠隔がほとんどです。顧客や通訳エージェントは機材や設定にかなり慣れてきたようですが、参加者や通訳者は「人がそこにいない」ために今までとは違ったストレスを感じています。相手の表情や視線、...

【第11回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「本の読み方」

通訳者にとって大事なのは、「業務当日までどれぐらい沢山準備しているか」です。依頼の連絡を受けた時点で仕事は開始していることになります。よって、通訳料金というのは「当日だけの業務料金」ではなく、「依頼時点から当日に至るまでの準備時間を含めたのがギャラ」であると言えるでしょう。 私が準備段階でとりわけ意識しているのが、「いかに広く浅く狭く深く(と言うと結局『トータルに』ということになるのですが...

【JITF2020】クリス・ダーバン「プレミアム市場で活躍する翻訳者・通訳者になるには」

クリス・ダーバン クリス・ダーバンは米国出身の翻訳者で、現在はパリを拠点に、質にこだわるクライアント向けにビジネス文書の仏英翻訳を主な仕事としている。休むことなく毎日翻訳しているが、飽きることはなく、楽しいことばかり。クリスはライティング、専門分化、直接取引のクライアント獲得などのトピックで頻繁に講演やワークショップを行い、リングイストによる積極的なアプローチがクライアントと翻訳者...

【JITF2020】神田紅純「講談ナイト@日本通訳翻訳フォーラム」

神田紅純 1977年6月6日、埼玉生まれの東京育ち。本好きが高じて、芝居好きとなり桐朋学園短大部演劇専攻卒業。平成25年7月3代神田松鯉に入門「みのり」。平成29年12月神田紅門下移籍「紅純」に改名。平成30年3月二ツ目に昇進。すべての道はローマに通ずを信じて一意専心精進して参ります。 講談ナイト@日本通訳翻訳フォーラム 注目の若手講談師、神田紅純さんが日本通訳翻訳フォ...

【JITF2020】カイザー・トマス「特許翻訳のイロハ」

Thomas Kaiser(カイザー・トマス) オーストラリア出身。オーストラリア国立大学にてコンピュータ科学と日本語を修める。元オーストラリア国家公務員(ソフトウェアエンジニア)。2008年来日、技術・特許分野の社内翻訳として翻訳経験を積むが、コロナの影響でフリーランス転向を決意。好きなものは落語と笑点とコンピューターゲーム。妻は日英通訳者。一児の父。 特許翻訳のイロハ ...

【JITF2020】松山宗彦「ポーカー英語の世界」

松山宗彦 おそらく日本で唯一のポーカーを専門とする翻訳者。メインはポーカー教科書の翻訳で、現在までに訳書は10冊以上。それ以外にもポーカー関係ならば何でも翻訳し、現在までにニュース、ポーカーソフトウェア、マーケティング記事/ニューズレター、映像スクリプト、映像字幕、ポーカー4コマ漫画などありとあらゆるジャンルを経験している。プレイヤーとしては「フィッシュ(いわゆるカモ)」ではあるが...

【JITF2020】平井裕子「通訳者のためのボイストレーニング・滑舌入門」

平井裕子 3年前から通訳者のためのボイストレーニング講座を主宰。生徒さんは、20代から70代までの通訳者が中心。アナウンサー向けのトレーニングをベースに、要望を聞きながら個別にボイストレーニングメニューを作ってレッスンを行っている。英⇔日、日⇔尼 通訳・翻訳者、全国通訳案内士(英語)、司会、ナレーター。元NHK京都放送局キャスター。関西の情報番組「ぐるっと関西おひるまえ」などの番組...

【JITF2020】田村かのこ「アートトランスレーション:『通訳は必要か?』から始める創造の現場」

©︎Hajime Kato 田村かのこ アートトランスレーター(通訳・翻訳者)。アート専門の翻訳・通訳者の活動団体「Art Translators Collective」を主宰し、表現者に寄り添う翻訳の提供と新たな価値創造を試みる。札幌国際芸術祭2020ではコミュニケーションデザインディレクターとして、展覧会と観客をつなぐメディエーションを実践。非常勤講師を務める東京藝術大学大学院美...

【JITF2020】知念徳宏「聖書に学ぶ英語表現と精神世界 Live!」

知念徳宏 会議同時通訳者・翻訳者。ロゴスエージェンシー合同会社代表社員、カフェ・ライトハウスのオーナー、伝道者/牧師。ニュージャージー州立ラトガース大学、ニュージャージー州立医科歯科大学毒物学科卒業。抗がん遺伝子、麻薬、抗がん剤関連の研究に従事。学外では地域の救急隊の救急隊長も務める。クリスチャンとなり、メシアニック・ジューの教会であるべス・イスラエルにて聖書を学ぶ。帰国後、教会で...

【JITF2020】山川早霧「翻訳者目線で見た翻訳エージェントの存在意義」

山川早霧 英日・日英翻訳歴15年。京都大学法学部中退後、26歳でフリーランス翻訳者に。時事通信社、野村総合研究所、新日本監査法人での社内翻訳、ゲッティイメージズジャパンでの日本語リンギスト経験を経て、2018年よりブティック型翻訳エージェントを経営。最近は通訳案件の問い合わせをいただくことも増えてきました。翻訳者の働き方については一家言あり。10月にマンガに関する共訳書が出ます。 ...

【JITF2020】古川綾子「韓国文学の翻訳について」

古川綾子 韓国語翻訳者。神田外語大学非常勤講師。韓国企業の日本支社で社内通訳・翻訳者として勤務後、韓国の大学院に留学。韓国文学翻訳院新人賞受賞を機に出版翻訳の道へと進む。主な訳書に『わたしに無害なひと』、『外は夏』、『娘について』、『未生 ミセン』、『降りられない船』など。 韓国文学の翻訳について ここ数年、さまざまな場所で韓国文学が紹介され、注目を集めるようになりまし...

【JITF2020】中山桂「アフターコロナの投資環境―投資家はいま何を気にしているのか-」

中山桂 フリーランス金融翻訳者。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。メリルリンチ日本証券株式会社に新卒で入社。債券、株式、転換社債、クレジット、オルタナティブの営業として機関投資家を担当。日本の金融機関が保有する不良債権の買取業務にも携わる。2001年、ソニー銀行株式会社に転じ、自己勘定ポートフォリオでクレジット債を中心とした運用業務に従事。2006年よりIR、会計、投資関連を中心...

【JITF2020】鈴木立哉「『コロナショック』と金融翻訳」

鈴木立哉(すずき・たつや) 金融翻訳者。大卒後、野村證券勤務などを経て2002年に独立。現在は主にマクロ経済や金融分野のレポートなどの英日翻訳を中心に手がける。訳書に『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)、『ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ』(日経BP)、『FUZZY-TECHIE(ファジー・テッキー) イノベーションを生み出す最...

【JITF2020】御代しおり「アメコミ翻訳講座」

御代しおり 日本に数名のみいるアメリカンコミックの翻訳家。大学生時代からアメコミ翻訳に携わり、31歳の若さで翻訳に関わったコミックは百冊を超える。MARVEL社の作品を手掛けることが多い。訳書に「シビル・ウォー」「グウェンプール」シリーズなど。好きなアメコミキャラクターはバトロック・ザ・リーパー。 アメコミ翻訳講座 皆さんはアメリカンコミックをご存知ですか?最近は映画化...

【JITF2020】高橋さきの、白倉淳一「通訳・翻訳・ことば――「語順」を手掛かりとして」

高橋さきの 特許翻訳、学術翻訳、評論など。英日・日英の翻訳歴36年。「日本語の読み・書き技術」や「翻訳技法」について話すことも多い。訳書に『できる研究者の論文生産術』『できる研究者の論文作成メソッド』(講談社)、『猿と女とサイボーグ』(青土社)など、共著書に『翻訳のレッスン』『プロが教える技術翻訳のスキル』(講談社)などがある。 白倉淳一(しらくら じゅんいち) ...