第6回 JACI 同時通訳グランプリ

日本会議通訳者協会(JACI)主催のJACI同時通訳グランプリ開催のご案内です。 通訳を学んでいる学生・社会人と、同時通訳者になって3年以内の通訳者の同時通訳のスキル向上、切磋琢磨する機会の提供を目的としたコンテストです。 予選および本選はオンライン開催いたします。できる限り海外からも参加できるよう、予選は海外在住の方でも参加しやすい時間帯に設定しております。これまで時差で参加が難し...

【国内ツアー】逐次通訳ワークショップ

一般社団法人 日本会議通訳者協会は2024年、株式会社KYTをスポンサーに迎えて、日本各地で逐次通訳ワークショップを開催します。各ワークショップの詳細は下記リンクの転送先であるチケットページからご確認ください。 【ツアー日程】※随時更新 1月20日~21日 東京 2月3日~4日 名古屋 2月17日~18日 大阪 3月2日~3日 札幌 4月20日~21日 広島 ...

【3/15】「『Web3業界』に入るなら今がチャンス!通訳者のためのWeb3セミナー」【頻出用語編】

第2回では「Decentralization(非中央集権化)」をはじめとしたWeb3の背景知識やコンセプトをふり返りながら、第1回よりも「Web3」分野の通訳にて頻出するキーワードを深掘り解説します。 特に本業界のカンファレンスでも頻出する、Web3の発展に大きく影響を与えた事例もたくさんご紹介していきます! 変化のスピードが速い本業界でも、正確で分かりやすい通訳を提供できる通訳者を...

【第22回】手話通訳士への道「運動にみる手話通訳(士・者)のあり方・動き方」

 第19回~21回では法令による手話通訳(士・者)のあり方を紹介しました。  細かく分けると、手話通訳事業のあり方、手話通訳のあり方、手話通訳士・者のあり方に分けられるのですが、手話通訳士・者のあり方に絞らせていただきました。読まれた皆さんが、手話通訳のあり方、さらには手話通訳事業の手話通訳提供のあり方にまで膨らませていただけることを期待しながらまとめたものです。  さて、この「あり...

保護中: 【第33回】「ライラックの花香るころ―中国語を生涯の友として」

結びの言葉 2020年の春ごろには、日本と中国の間でマスクを通して友情の花が開いたかのように見えた。だが、コロナ禍が長引くにつれ、コロナ防止対策として、不要不急の外出を避け、巣籠もり、黙食、無言社会などが提唱されるに至って、人と人の交流が少なくなり、ますます疎遠になっていくように感じられた。 2022年9月29日には、日中国交正常化50年を迎え、オンラインによる新たな交流もある程度盛...

JACI 特別功労賞2024 推薦フォーム

一般社団法人 日本会議通訳者協会(JACI)は2018年に、通訳業および通訳業界に多大な貢献をし、その発展に寄与した個人および/または組織の功労を讃えることを目的に、JACI特別功労賞を制定しました(過去の受賞者はこちら)。 JACI特別功労賞は、通訳者が選ぶ功労者に授与される賞です。今年も2024年3月31日(日)まで下記推薦フォームにて候補者を受け付け、選考の参考にさせて頂きますので、...

保護中: 【第4回】フランスとレイシズム「ある悲惨な小説について」

【会員限定コンテンツ】  2024年1月17日。フランス最高裁判所(破棄院)は、それが人種差別的な名誉毀損にあたるとして、ある小説に有罪判決を下した。その小説とは2020年夏、雑誌『ヴァルール・アクチュエルValeurs Actuelles』誌に偽名で掲載されたわずか七頁の作品で、『オボノ・アフリケーヌObono Africaine〔=アフリカ人女性・オボノ〕』と題されていた。タイトルが示...

保護中: 【第32回】「ライラックの花香るころ―中国語を生涯の友として」

サンクトペテルブルクー歴史と文化の街 朝ホテルで、銘々に大きなランチ・ボックスが配られる。サンドイッチ、フルーツ、ヨーグルトなど盛りだくさん。  モスクワに別れを告げ、到着したときと同じドモジュドヴォ空港へ向かい、この旅最後の目的地サンクトペテルブルクへ飛び立つ。残念ながらイワンさんとはここでお別れ。  サンクトペテルブルク(わたしにとっては、レニングラードのほうが馴染みやすい...

【青山】ダニエル・ジル「通訳学習において重要な認知的要素について」

第1回 JACI特別功労賞受賞者のダニエル・ジル教授が来日! 「通訳者の認知的要素」をトピックに、2日間のインタラクティブな講義を英語(通訳なし)で行います。 通訳を学ぶ上で、私たちは言語スキルの欠如を実感したり、通訳的な聞き取り技術の体得に苦労したりと、様々な課題に直面するなかで自分自身の成長を必ずしも強く感じられないときがあると思います。成長を感じられないとモチベーションも低下しがちで...

保護中: 【第15回】チャーリーの金融英語「LLMはどこまで信用できるのか?(1)」

【会員限定コンテンツ】 「生成AI」は「生成文法」を凌駕したのか?① 今回から数回に分けて、昨年前半に発表されたChatGPT(大規模言語モデル一般)の能力に対する疑念、あるいは否定的な意見記事とその周辺情報を紹介する(本稿における辞書や記事の翻訳、太線、下線、注、小見出しなどの挿入は、特に断りのない限りすべて鈴木)。 1本目の記事は、2023年3月8日付『ニューヨーク...

保護中: 【第5回】薬事の通訳ー医療機器を中心に「参考文献の探し方」

【会員限定コンテンツ】 みなさまこんにちは。東京は雪で大騒ぎですね。 友人が出産したので先日お母さんになった彼女と赤ちゃんに会いに行きました。元気な新生児と遊ばせてもらって魂が潤いを取り戻しました。この調子で仕事も頑張りたいものです。 連載第5回は「参考文献の探し方」と題して、基礎知識の補充のために必要な資料や技術資料の翻訳で悩みがちなterminologyの探し方について書き...

保護中: 【第4回】匂いにまつわるなにやかや「香料の種類」

年が明けましてあっという間に2月、先日出先で月影という梅が咲いているのを見かけました、栗原です。さてさて、匂いにまつわるなにやかや、第4回のテーマは香料の種類についてです。 第1回では、香りとはそもそも何なのか、第2回では人が匂いを感知する仕組みについて、第3回では香りの表現と分類についてでしたが、私たちが日頃使っている香料にはどんなものがあるのでしょうか。 香料は、天然香料、合成香...

保護中: 【第7回】こう訳すか、ああ訳すか、それが問題だ「翻訳の限界―「完全な翻訳」は可能なのか」

読者の皆さん、「完全な翻訳」って可能だと思いますか? え? その前にその「完全な翻訳」の定義を教えてくれって? たしかに、その定義によっても答えが全然違ってきますからね。 そこでまず「完全な翻訳」の定義から考えてみましょう。ベストセラーになったW・A・グロータースの『誤訳』には次のように書かれています。 「完全な翻訳が可能だということは、言語で伝えられる事がらのいっさい、ただ意味の大...

保護中: 【第12回】この台詞に注目!映像翻訳の楽しみ方『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

【会員限定コンテンツ】 映像翻訳者の松本陽子です。配信作品を中心に字幕翻訳と吹替翻訳を手がけています。映画を見るのが大好きで、2023年は映画館で180本ほど鑑賞しました。動画配信サービスでも多くの作品を見るなかで、すばらしい訳に出会い、「この見事な技術を身につけたい」と思ってきました。そんな日本語訳を、ご紹介します。 第12回の作品はマーティン・スコセッシ監督による実話を基にしたサ...

保護中: 【第16回】あの通訳研究って、実際どうなの?「等価性」

【会員限定コンテンツ】 ナイダの視点から通訳を考える 年が明けて、早くも1ヶ月が過ぎました。お正月くらいは明るい気持ちで穏やかな時間をと願ったにも関わらず、元日には能登半島地震が発生、お正月気分は一気に飛んでしまいました。さらに翌日2日には羽田空港で大きな事故が起き、心痛むことが続いた中での年明けとなりました。 世界では依然として戦争や紛争が続いており、日本国内でも落ち着かない...

【三重県】セントヨゼフ女子学園(2023)

2023年6月17日および7月15日、JACI理事の松岡由季、会員の中村由紀子、ユリア・エルビーニア、荻野かおりが、協会のアウトリーチ活動の一環として、三重県のセントヨゼフ女子学園の高校1年生のクラスで通訳実践講座を行いました。 Day1は通訳の仕事紹介に始まり、その後、通訳のデモンストレーションも行われました。瞬時に言葉を紡ぎ出す同時通訳を初めて目にした生徒からは、感嘆の声があがっていま...

保護中: 【第11回】今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから「基本動詞の難しさ~keepを例として~」

【会員限定コンテンツ】  私と通訳の出会いは今からさかのぼる事はるか前。大学時代に「少し上級レベルの英語授業を」と履修したのが通訳講座でした。他学部でしたが当時社会学科に在籍していた私も履修単位として認められたのですね。当時はfree conversationを謳う英会話スクールが華やかなりし時代。でもそれでは物足りないため受講をしたところ、一気に魅了されました。とは言え、レベルがあまりに...

保護中: 【第31回】「ライラックの花香るころ―中国語を生涯の友として」

遥かなるロシア―12日間の旅ー はじめに  「ソ連が崩壊しました!」、それは1991年12月25日、東京で開かれた社会科学関連のシンポジウムのときだった。突然、座長が討論の合間を縫って発言されたのだ。 「社会主義ソ連の崩壊?」、通訳ブースのなかのわたしは、まるで頭に一撃を食わされたようなショックを受けた。まさに青天の霹靂、その後しばらく様々な思いが錯綜して通訳に集中できなくなっ...

【第21回】手話通訳士への道「法令にみる手話通訳(士)のあり方と手話通訳士の危機的状態-その3」

 手話通訳事業の担い手である手話通訳士・者も税を財源とする事業を任っている点で公務員とその責任、役割は同じと考えられることを前回紹介しました。  今回は憲法に基づく法律から手話通訳(士・者)のあり方を考えてみることにします。  本題に入る前に、社会福祉事業とは何か少し深めてみましょう。社会福祉用語辞典では、「社会福祉を目的とする事業のうち、社会福祉法をはじめとする行政関与の仕組み(規...

保護中: 【第30回】「ライラックの花香るころ―中国語を生涯の友として」

「せっかち」という職業病 キンモクセイの咲くころ、その甘い香りに花の存在を感知したまではよかったのだが、その後がせっかちすぎた。木犀(もくせい)、中国語なら“桂花”、そういえば「八月桂花香り…」という中国の歌があったけ。つまり私の思考回路は香りに始まり、中国の民謡のメロディーを思い浮かべたところで終了。だが時すでに遅く、キンモクセイの前を花も見ずに素通りしてしまっていたのだ。こうした職業病...

保護中: 【第10回】今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから「~ 体のパーツは使える!~」

【会員限定コンテンツ】  2023年もあっという間に終わりましたね。これまで拙文「柴原早苗の通訳ライフハックス!」と「放送通訳の世界」をお読みくださったみなさま、前者は24回、後者は49回続けさせていただくことができました。これもひとえにアクセスしてくださったみなさまのお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。本コラム「今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから」でも放送通訳現場で体験したことや...

保護中: 【第4回】薬事の通訳ー医療機器を中心に「新案件の勉強方法、通訳者とどう働くか」

【会員限定コンテンツ】  2024年はじめての原稿です。先月の原稿を書いているときは2024年のことなど、ましてやその始まりがこのようになるとは想像もしませんでした。  令和6年能登半島地震により被災された方々にお見舞いを申し上げます。仕事柄、大きい災害があると、被災地で医療的ケアが必要な方々やそのご家族のことを心配せずにいられません。原稿執筆時点では被災地へのアクセスが分断され、必...

【第3回】フランスとレイシズム「フランスとイスラエル–パレスチナ問題」

 みなさま、こんにちは。この連載はフランスにおけるレイシズムの問題を扱うものですが、今回は、事態の緊急性という事情もあり、現在起きているイスラエル–パレスチナ問題(あるいはパレスチナ人ジェノサイド)とフランスの状況についてコメントします。以下、本文です。 10月7日、パレスチナの武装組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃に対して、イスラエルはガザ空爆という形で応じ、いまやこれは3...

【第6回】通訳留学奮闘記~梨花女子大学校通訳翻訳大学院編~「期末テスト、終わりました!」

34歳でハングル文字から韓国語学習をスタートさせ40歳を目前に韓国の通訳翻訳大学院(=通大)に入学した私が、「通訳のための海外留学」のリアルな実態をお届けします。 今回は「2学期の授業とそれぞれの期末テスト」についてです。 あっという間に終わった2学期 9月1日に始まった新学期でしたが、あれよあれよと時間は過ぎ、12月21日に最後のレポートを提出してあっけなく終了となりました。...

保護中: 【第6回】こう訳すか、ああ訳すか、それが問題だ「ささっと読んで不自然さを感じたら…」

訳文を推敲するときは、訳し終わってからしばらく(原文が思い出せなくなるくらいの時間)放置した後で(原文と訳文を対比させることなく)訳文だけを読み返してみることをお勧めします。その理由は、訳してからあまり時間が経っていない場合は、頭の中に原文が残っているため、どうしても原文に引きずられた訳になりがちだからです。訳者は「原文がこうなっているからこのように訳しているのだ」と主張したがるでしょうが、原文...

【2/16】「『Web3業界』に入るなら今がチャンス!通訳者のためのWeb3セミナー」【基礎知識編】

グローバルな市場において現在、通訳者のニーズが急増している「Web3」業界。「インターネット黎明期を彷彿させる、新たな産業となり得る」と注目を集める本業界では、社会における大きな変革が期待されています。日本においても国際カンファレンスが多く開催され始めてきた今こそ、Web3の専門知識を身につけて、通訳者としてのキャリアをもっと広げてみませんか? 基礎から応用まで網羅できる「Web3セミナー...

【2/23】「スポーツ現場での通訳を語ろう」【遠隔】

スポーツビジネスの世界は造語、業界用語、 専門用語が入り乱れていますが、 その言葉だけを知っていても仕事にならない業界です。スポーツビジネスは言語力にプラス、 マネジメント力がなければなりません。マネジメント力がない通訳では最終的に選手が混乱を起こしてしま います。 また、何よりもアスリートに寄り添う気持ちが大切です。「アスリートのベストフレンド」 でもあるべき姿勢が求めら...

保護中: 【第29回】「ライラックの花香るころ―中国語を生涯の友として」

言葉の壁 わたしがエージェントから依頼される仕事は概ね中国大陸関連で、台湾はおよそ一、二割程度である。 1990年代に台北と東京で交互に開かれていた「アジアオープンフォーラム」では、何回か通訳を仰せつかった。台北での会議のときだった。昼休み大食堂で食事をしていると、隣の丸テーブルから若者の声が聞こえてきた。「ねえ、会議の通訳者はみんな大陸から来たんじゃないかしら?」「そう、そう、絶対...

【第20回】手話通訳士への道「法令にみる手話通訳(士)のあり方と手話通訳士の危機的状態-その2」

1.社会保険と税 前回、「みんなの負担」と言われている「税」を財源に働く公務員のあり方、仕事のやり方が人権保障にあることを紹介しました。 これまで触れてきたように、国民の必要を満たすために、みんなで負担し合う税の仕組みは憲法が描く社会をつくるための原資です。みんなで負担し合い、支え合う財源である税は、国会で決めた法に基づいて強制的に徴収されます。なぜ強制的に徴収できるのかについて、神...