【第4回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「目指す方向と立ち位置を定める」

今回のテーマは、「目指す方向と立ち位置を定める」です。 これまで3回にわたって、インドネシア語の通訳という仕事が置かれた状況を概観してきました。 ここからは、「では、その中で自分はどうするか」という話に入っていきます。 前回予告したトピックのうち、リクエストの多かった「何を強みにし、市場のどの層のニーズに応えていくか」について、同じく多かった「スペシャリストか、ジェネラリストか」を切...

【1/27】製薬業界の通訳の基礎を4時間でマスター!

日本通訳フォーラム2018(8月25日開催)では「製薬業界の通訳の基礎を1時間でマスター!」を担当させていただきました。その際には時間の制限もあり、「創薬」「非臨床試験」「臨床試験」の3つのトピックしか取り組むことができませんでした。本ワークショップではその時に取り組めなかった「薬事」「営業」「マーケティング」「生産」「事業開発」といったその他の製薬トピックに取り組んでいきたいと思います。皆さんの...

【12/2】会計知識「基礎の基礎」ワークショップ(日本語・全日)

日本会議通訳者協会がお届けする業務基礎知識に特化したワークショップです。通訳演習は行いません。説明の言語は日本語です(一部英語の用語も紹介)。想定する参加者は会計知識がほぼ白紙で、どう勉強しようかと迷っている方々。 企業内通訳に必ず出てくるのがお金の話。開発・投資・生産・販売から宣伝・人事・福利厚生まで、企業活動のすべてに会計は深くかかわっています。そのため、幹部レベルの会議の通訳では財務関...

保護中: 【第8回】放送通訳の世界「句動詞、あゝ句動詞」

【会員限定コンテンツ】 同時通訳の勉強を始めたころ、先生に言われたことがあります。「知らない単語は聞き取れない、聞き取れない単語は訳せない」です。そもそも勉強不足でその語彙を知っていなければ、聞き取ることも難しくなります。リスニングが不十分であれば訳すことはできないのです。 放送通訳現場は基本的に一人での作業です。私はCNNとCBS Evening Newsを担当していますが、30分間...

【報告記事】日本通訳フォーラム2018

日本会議通訳者協会(JACI)が毎年開催している、通訳に関する日本最大のイベント「日本通訳フォーラム」。2018年は8月25日(土)に東京・三軒茶屋の昭和女子大学で開催された。現役の通訳者から通訳者志望者、業界関係者など、多くの方が集まった当イベントの中から基調講演を含む、いくつかのセッションをレポートする。 詳細なレポートはこちらから

保護中: 【第14回】製薬業界の通訳「医療機器の通訳」

【会員限定コンテンツ】 医療機器(medical device)は医薬品と比べるとスポットライトが当たることは少ないですが、血圧計、体温計、コンタクトレンズなど、身近にあって欠かせないものばかり。第14回はこの「医療機器」を取り上げたいと思います。 「医療機器」は日本では法律で次のように定義されています: 「医療機器」とは「人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用される...

保護中: 【第9回】欧州通勉事情「B言語への同時通訳」

【会員限定コンテンツ】 お題「B言語への同時通訳」 今回は坂井と平松が半分ずつ、同じテーマに沿ってそれぞれ全く何の打ち合わせもなく好き勝手な所感を書いてみます。お題は「B言語への同時通訳」ですので、私たちの場合は英語への同通ということになります。英語への同通については先月の「リレー通訳」の記事にも書きましたが、今回は日頃私たちがB言語に対して感じている率直な意見を書いてみようかなと思っておりま...

【第14回】通訳者・翻訳者の子育て「国産通訳者の英語育児(前編)」

(執筆:通訳者 中井 智恵美) 蒸し暑い日本の夏とはまるで違うカラっと晴れた8月下旬のある朝、私は祈るような気持ちで、子ども達が四角いコンクリートの校舎に吸い込まれていくのを見守っていました。その日は、二人の娘達が初めてアメリカの公立小学校に通う日だったのです。 2012年6月、夫の仕事で私達家族4人は、アメリカ・テキサス州のエルパソという土地に移り住み、3年間を過ごしました。 ...

みんなの契約書プロジェクト(座談会)

通信やコンピュータ技術の急速な進化によって、私達のクライアントを取り巻くビジネス環境は急速に変化しています。「いつでもどこでも繋がる環境」「航空券やホテルのネット予約」「電話・テレビ会議システム」「ネット回線の高速化や大容量ファイル共有サービス」など、枚挙に暇がありません。ネットに海外の製品やソリューションの情報があふれ、日本企業が国外拠点でのビジネスを数多く展開する昨今、国境を越えたやり取りの敷...

保護中: 【第2回】世界の通訳者たち・台湾編~林信帆【後編】

【会員限定コンテンツ】 「世界の通訳者たち」は世界各地の日本語通訳者にスポットライトを当てて、市場環境や仕事に対するアプローチなどについてインタビューする新連載です。対象者は前回に続き、台湾で活動するフリーランス中日翻訳・通訳者の林信帆(リン・シンファン)さん。インタビューは春に台北の点水楼(南京店)で行われました。 ――ちなみにおすすめの本とかありますか?中日通訳を勉強してい...

保護中: 【第1回】世界の通訳者たち・台湾編~林信帆【前編】

【会員限定コンテンツ】 「世界の通訳者たち」は世界各地の日本語通訳者にスポットライトを当てて、市場環境や仕事に対するアプローチなどについてインタビューする新連載です。第1回は台湾で活動するフリーランス中日翻訳・通訳者の林信帆(リン・シンファン)さん。インタビューは春に台北の点水楼(南京店)で行われました。 ――何で通訳を志したんですか?なぜ通訳になろうと思ったんですか? ...

【第3回】通訳なんでも質問箱「簡易通訳機:話者と通訳者の声がかぶる」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイクが不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画……なのですが、今回の質問は通訳業界随一のガジェット通である平山敦子さんに回答をお願いしました。餅は餅屋です! 通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 Q.パナ...

保護中: 【第15回】モータースポーツの通訳「実践編(HOW)」

【会員限定コンテンツ】 過去14回にわたって、業界のこと、レースの仕組み、レース開催中のレーシングコースの様子などお伝えしてまいりました。今回は仕事のタイプを以下の3つに分け、それぞれの内容と準備について書きます。 外国人ドライバー付きイベント通訳 レース運営の通訳 チームの通訳 *** 1.外国人ドライバー付きイベント通訳 モータースポーツ関連の通訳業務...

保護中: 【第7回】放送通訳の世界「世界ニュースから日本を見ると」

【会員限定コンテンツ】 「通訳」にも様々な分野があります。国際会議、商談、通訳ガイド、法廷、コミュニティ通訳などです。中でも放送通訳の場合、事前の準備原稿はなく、キャスターの英語スピードも世界最速と言われます。また、私が携わる局では一人でブースに入ります。パートナー通訳者のサポートもありません。そう考えると、緊張感の非常に高い職種と言えるでしょう。「ストレスがたまりませんか?」と尋ねられます...

保護中: JACI 理事会報告書

■2017年度(2017年4月1日~2018年3月31日) 理事活動報告 財務諸表 ■2016年度(2016年4月1日~2017年3月31日) 理事活動報告 財務諸表

【第21回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「祝☆20回大感謝祭!!ガジェット天国 Ver.1.1.2」

(執筆・平山敦子) 前回に引き続き、過去に取り上げたアイテムの「その後」や「さらに便利に使いこなすアイデア」をお届けします。後編となる今回は、第8回以降の記事の「アップデート」です。 第8回 通訳者も破壊的テクノロジーで業務改革!!(後編) Apple Watchを使い始めて1年半以上経ちますが、相変わらず「Suica」には毎日お世話になっています。 電車や...

【第11回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「ビジネスオーナーとして考える その2」

(執筆・関根マイク) 前回からの続きで、一人の通訳者(職人)であると同時に、一人のビジネスオーナー(自分という「会社」の経営者)として考えようという内容です。今のような変化の時代を上手く立ち回るには、フリーランス通訳者であっても、社内通訳者であっても、一人の経営者としての視座を持って行動することが求められているからです。ブランディングや価値把握、交渉については以前に触れましたが、今回は投資に...

【第3回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「市場性を見極める」

今回のテーマは「市場性を見極める」です。予告で触れた料金設定や採算性の部分にリクエストが集中したので、多めの字数を割きました。結果としてタイトルと中身が多少ずれた感もありますが、ご容赦を。 ■三つの固定観念 インドネシア語通訳の料金設定や採算性について考える際、主に次の三つの固定観念が邪魔をしているように思います。 (1) 「相場は意識すべきだ」 インドネシア語通訳の場合、市場自体がま...

保護中: 【第8回】聖書に学ぶ英語表現と精神世界「It’s a sin!」

【会員限定コンテンツ】 こんにちは。前回のトピックでは、神道における大祓詞から日本人の「罪」の概念について見ていきましたが、今回はそれに対するJudeo-Christianの背景に基づく「sin」の概念を明らかにしてみたいと思います。 先ずは、次の歌詞を見て下さい。誰の何の曲か判りますか。(判った人は年代がばれますが…) When I look back upon my life...

保護中: 【第13回】製薬業界の通訳「査察・監査の通訳」

【会員限定コンテンツ】 以前にも書きましたが、製薬業界ではGCP(Good Clinical Practice【臨床】)、GMP(Good Manufacturing Practice【製造】)、GLP(Good Laboratory Practice【非臨床】)、GVP(Good Vigilance Practice【PV】)、GQP(Good Quality Practice【品質】)、...

【第13回】通訳者・翻訳者の子育て「毎年4カ月は福島の学校へ」

(執筆:翻訳・通訳者クレアリー寛子) 私は現在、米国ミシガン州で翻訳業をしながら、ひとり息子の子育てをしています。今年で12歳になる彼は、米国で公立学校に通っていますが、毎年約4カ月間は私の故郷である福島県の公立学校にも通っています。我が家で取り組んでいるクロス・カルチュラルな子育てについて書いてみたいと思います。 日本で生まれ、4歳で米国へ 息子は静岡に生まれ、1歳の頃に東京へ引っ越し...

保護中: 【第5回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?今回お話をお伺いしたのは、現役コーディネーターの内田ジェシカ(20代、仮名)さん。不定期連載です。 コーディネーター歴も長くバイリンガルで社内の人望も厚い彼女。現役通訳者が現役コーディネーターに聞きたいあれこれを聞いてきました。前々...

保護中: 【第4回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?今回お話をお伺いしたのは、現役コーディネーターの内田ジェシカ(20代、仮名)さん。不定期連載です。 コーディネーター歴も長くバイリンガルで社内の人望も厚い彼女。現役通訳者が現役コーディネーターに聞きたいあれこれを聞いてきました。前回...

保護中: 【第3回】通訳会社コーディネーターの本音

【会員限定コンテンツ】 通訳者は仕事を手配する側、つまりコーディネーターや通訳会社の考え方や評価軸を理解しているのだろうか?そこにギャップはないのだろうか?今回お話をお伺いしたのは、現役コーディネーターの内田ジェシカ(20代、仮名)さん。不定期連載です。 コーディネーター歴も長くバイリンガルで社内の人望も厚い彼女。現役通訳者が現役コーディネーターに聞きたいあれこれを聞いてきました。 ...

【第4回】通訳翻訳研究の世界~翻訳研究編~順送り訳と情報構造

順送り訳とは この連載では通訳と翻訳に関する研究を紹介していますが、今回は通訳と翻訳の両方に関係する〈順送り訳〉について考えます。まず、下の英文を訳すことを考えてみましょう。 I came to Paris to escape American provincial. 文脈的要素を排除して訳すと、to escape 以下が不定詞の目的用法となり「アメリカの田舎から逃げるために、パリに...

保護中: 【第8回】欧州通勉事情「ハイジャック事件:それはケニアのナイロビで発生した」

【会員限定コンテンツ】 皆様、世界中で凄まじい暑さが続いておりますね。ここロンドンでも今年は日中の気温が30度を楽に超す日々が続き、珍しく熱帯夜などというものも発生しています。イギリスの一般家庭にはクーラーなどもちろん据え付けてありませんので、夜暑くて寝られなくても窓を開けるか扇風機を使うしか対処法がありません。ただし、こちらにはあまり蚊がいないので、網戸のない窓(網戸そのものがイギリスには...

保護中: 【第12回】製薬業界の通訳「薬事の通訳」

【会員限定コンテンツ】 製薬会社による新薬開発(drug development)は当局(regulatory authority, competent authority)が定める規制(regulation)によってコントロールされています。その当局と製薬会社との橋渡しをするのが、どの製薬会社にもある薬事(regulatory affairs)の部署。第12回はその「薬事」を取り上げたいと...

【第3回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「時短家事」

同時通訳をしているとき訳語に詰まると非常に焦ります。たとえ数秒間でもとてつもなく長く黙っているように思えるのです。あとで自分のパフォーマンスを聞き直してみると、黙っていたのはせいぜい2秒ぐらいで、聴衆としてはさほど気になりません。けれども本番中の沈黙はコワイのですよね。一方、日常生活での時間の感覚はまた異なります。「気がつけばネットサーフィン」で数十分も費やしてしまうのです。時間というのは主観的な...

【第20回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「祝☆20回大感謝祭!!ガジェット天国 Ver.1.1.1」

(執筆・平山敦子) 約2年前にスタートした本連載も今回でなんと20回目!!この場をお借りして、厚~く御礼申し上げます!!! 「祝☆20回大感謝祭!!ガジェット天国 Ver.1.1.1」と題して、過去の記事を振り返り、ご紹介したアイテムの「その後」や「さらに便利に使いこなすアイデア」など、2回にわたってお伝えしていきます。 タイトルの「Ver.1.1.1」はソフトウェアのリリー...

【第2回】インドネシア語通訳の世界へようこそ「需給の現状と展望を知る」

今回のテーマは、「需給の現状と展望を知る」です。 まずインドネシア語の通訳全体で見ると、 ・需要は急速に高まっているのに、 ・サービスを提供する側(通訳者)の数や質が追いつかず、 ・無理押ししたツケがあちこちで出始めている という状況にあります。 これを放ったまま「今後有望な分野は?」だの何だのと言ってみても始まりません。まずは供給側の状況改善(数と質の確保)が先決だということ...