【7/28-7/29】真夏の通訳講習

大好評だった昨年の箱根合宿に続き、日本会議通訳者協会が学生から現役通訳者まで「ガチで」楽しんで学べる通訳夏期講習を開催します。逐次通訳の基礎からパナガイドを使用した同時通訳の演習まで、学ぶ意志とやる気があれば誰でも楽しめる内容になっています。丸2日間、通訳に打ち込んでみませんか? 今回は宿泊がありません。会場は神保町の東京堂ホール会議室です。JACI会員に限らず、通訳の腕を磨きたい方であれば...

第1回 JACI 同時通訳グランプリ

日本会議通訳者協会(JACI)では、「同時通訳グランプリ」を開催します。通訳を学んでいる学生・社会人と、通訳者になって3年以内の通訳者の同時通訳のスキル向上、切磋琢磨する機会の提供を目的としたコンテストです。 エージェント各社の代表者も来場し、人材発掘のために参加者のパフォーマンスを拝見します。エージェントに認められた参加者は、通訳の仕事を得るチャンスです! 通訳技術をさらに高めたい方、通...

保護中: 【第11回】モータースポーツの通訳「予備知識編その3 レーシングコースとタイムテーブル(WHERE & WHEN)ー後編1/3」

【会員限定コンテンツ】 さて、一夜明けて、今日は予選日(Qualifying Day)です。 審査委員会 審査委員会室の中を覗いてみると、朝早くから誰かが翻訳をしているようです。同業者ですね(笑)。ちょっと話を聞いてみましょう。 「私は審査委員会付きの通訳…兼翻訳者です。昨日の夕方、第一回の審査委員会(the 1st Stewards’ Meeting) が行われたので、その議事録...

【第7回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「プロフェッショナルとしての倫理」

(執筆・関根マイク) 私が倫理を語る資格があるのかという、そもそも論はとりあえず横に置いておいて(笑)、今回は主にフリーランス通訳者が仕事をする上で重要な倫理的問題について書きます。プラクティカルな意味での通訳者の職業倫理はあまり語られることがありませんが、狭い業界だからこそ知っておくべきことです。悪い噂は強風に煽られる山火事のようにすぐに広まりますから。 クライアントを盗むな エージェ...

【第18回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「新年特別記念号☆全部見せます!!ヲタクの仕事道具(中編2/2)」

(執筆・平山敦子) 前回の続きです。 4.筆記用具 通訳者の筆記用具は、大別すると以下の2つがあると思っています。 「通訳メモ用」 「資料への書き込み用」 いずれも、こればかりは個人の趣味嗜好の領域?!「絶対的正義」なんてものはなく、本人が良い気分で使えれば何だっていいんじゃないか、と思っております(BICのボールペンを北米出張のたびに爆買いして...

【最終回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「まとめ」

今回で14回にわたる「はじめての通訳」が最終回となります。そこで、今までの振り返りと総括をしてみたいと思います。いつもの形式で― 今回は自分自身への質問で―進めます。 なぜこのテーマで原稿を書こうと思ったのか? このアイディア―なぜこんな質問が?とその回答―を思いついたのは私が『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著、2013年、キングベアー出版社 )を読んでいるときでした。 この本では...

保護中: 【第8回】知っていればこんなに楽しいワイン通訳~赤ワインの醸造編~」

【会員限定コンテンツ】 10回シリーズのシリーズも残り3回となりました。醸造のプロセスについて8回と9回でお届けしたいと思います。ワインがどのように作られるのか、全体像を知っておくと、生産者やオーディエンスの話をより鮮明にとらえることができるからです。 例えば、こんな会話になるときに、醸造過程を知らないとかなり厳しいだろうなと思います。 「スキンコンタクトしています」 「どのくらい...

保護中: 【第4回】聖書に学ぶ英語表現と精神世界「足を洗う」2/3

【会員限定コンテンツ】 聖書に学ぶ英語表現と精神世界連載第4回 は、前回に引き続き「足を洗う 」の表現について引き続き見て行こうと思います。 前回は、「足を洗う」という表現は、文化背景によってまったく異なる形で認識されているという事を紹介しました。 日本語では仏教を基礎とする文化背景から、僧侶が修行を終えて寺に帰る際に汚れた足を洗い、俗界の煩悩を清めてから神聖な寺で仏行に入った事...

【第17回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「新年特別記念号☆全部見せます!!ヲタクの仕事道具(中編1/2)」

(執筆・平山敦子) 前回に続き、三部作の中編です。ちょっと長いので中編は2回に分けてお届けします。 この中で今回ご紹介するのは④(前回の画像参照)です。 他の通訳者とペアやチームを組む仕事では必ず出動します。1人でやる場合も「何となく一筋縄ではいかない予感(笑)」がする時は、念のため持っていくようにしています(登山に例えれば、登る時期や山によっては日帰りの行程でも泊まりの装備を持...

保護中: 【第4回】欧州通勉事情「リレー通訳の授業~多言語クラスの最大の魅力(後編)」

【会員限定コンテンツ】 前編はこちらから To B or not to B Into B (B言語方向への通訳)の議論も進化し、ロシア・東欧の通訳教育の中で主張されてきたA言語からB言語へ訳すことのメリット(comprehension bonus)が受け入れられ、表現のデメリット(expression deficit)と対比して話し合われるようになりました。 ※参照 “Can an...

保護中: 【第4回】欧州通勉事情「リレー通訳の授業~多言語クラスの最大の魅力(前編)」

【会員限定コンテンツ】 本共同連載の第4回は坂井さんからタッチ交代し、私、平松の担当です。 連載の第4回、今回はイギリスの大学における通訳コースの授業の中でも、貴重な機会である多言語環境と日→英通訳について、お話ししたいと思います。 読者の皆さんの多くは、私と同じA・B言語の組み合わせ(日本語がAで英語ないし他言語がB)のコンビネーションの方が多いのではないかと思いますが、市場が...

【第32回】現役通訳者のリレー・コラム「地方で通訳するメリット・デメリット~名古屋編~」

本コラムの執筆依頼を頂いた時、まだまだ経験も浅いし、知らないことも多いので、私なんかが書けるだろうかと不安でしたが、地方で通訳することについてのメリット・デメリットというお題を頂きましたので、自分のこれまでの経験で分かる範囲で書いてみようと思い、引き受けることにしました。今いる東海地域の外からやってきた通訳という視点も加えながら書いてみようと思います。 まずは私自身について少し述べさせていた...

【第10回】通訳者・翻訳者の子育て「トライリンガルへの長い道のり(後編) 」

(執筆:翻訳者・通訳者 丸岡英明) 長女が9歳のときに台湾からオーストラリアに移住したのに対し、7歳年下で現在13歳の次女は、2歳のときにオーストラリアに移住しました。移住当時はようやく言葉を話し始めたばかりで、日本語も中国語も片言しか話せませんでしたが、英語を速く習得させたいとの思いから、地元の保育園に毎日預けることにしました。そのお陰で、次女はすぐに英語が上達しました。長女のときと同様に...

保護中: 【第4回】放送通訳の世界「トラブル発生!どうする?(内容編)」

【会員限定コンテンツ】 通訳の仕事をしていると、「わっ!どうしよう?」という事態に直面することが少なくありません。先月は機材トラブルについて書きましたが、不可抗力だけでなく、自分の知識不足、語学力欠如による「大変な状況」に遭遇することがあります。そこで今回は、通訳内容の観点から私が経験したトラブルとその対処法についてお話します。 「内容」面で苦戦するときには、おおむね3つのパターンがあ...

保護中: 【第9回】製薬業界の通訳「PVの通訳」

【会員限定コンテンツ】 医薬品を扱う上で大切な作業の1つが、副作用などの安全性(safety)情報の管理です。これは通常、片仮名でファーマコビジランス(pharmacovigilance)、略してPVと呼ばれています。PVはWHOでは次のように定義されています:“Pharmacovigilance (PV) is defined as the science and activities r...

【JIF2018】中島安彦、朴知姫「『売り手よし、買い手よし、通訳者よし』(三方よし)の経営と今後の課題」

中島安彦 ブレインウッズ株式会社 通訳事業部長兼人材サービス事業部長 東京都出身。獨協大学在学中、アルバイトとして「はとバス」の外国人向けサービスを経験。大学卒業後、東芝エンジニアリング株式会社の法務担当者、広報担当者としてエンジニアのサポート業務に従事。その後、ブレインウッズに入社し、通訳コーディネーターを経て現在に至る。 朴知姫 ブレインウッズ株式会社 京都支店長兼通訳事業部マネジ...

【第13回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「日本語訳にカタカナ語を混ぜてもいいのですか? 的確な日本語って何ですか?」

*カタカナ語とは「片仮名で表記される語。主に外来語を指すが、和製英語についてもいう。」(デジタル大辞泉より)がここでは前者の場合を指します。 また、外国語と外来語は異なるものであり、外来語は日本語の一部とします。もともとは英語(外国語)から来ているものであったとしても、日本語式に発音されていれば、それは「外来語」であると言って差し支えないとされています(NHK 放送文化研究所より)。 答え ...

【JIF2018】平松里英、岩瀬和美「テレビ通販の通訳〜いかに心を動かすか」

平松里英 メディア・会議通訳者。北アイルランドアルスター大学インターナショナルメディアスタディーズ修士課程、ロンドンメトロポリタン大学通訳科修了。英国ミドルセックス大学のDPSIコース講師。2001年のQVCジャパン立ち上げの年に入社。部署の立ち上げから、24時間生放送の通販番組のメイン通訳、社内通訳翻訳部の主任として渡英直前まで従事。渡英後、メディア分野ではBBCワールドのビデオオンデマンドサ...

JACI同時通訳グランプリ 準備ワークショップ(4月)

日本会議通訳者協会が主催する初の同時通訳グランプリを目指して、一緒に準備を進めましょう!日本会議通訳者協会では、4月まで毎月、グランプリに向けた準備のためのワークショップを開催します。 本ワークショップでは、会議通訳者として経験豊富なJACI理事・認定会員が講師を務め、同時通訳スキル獲得・向上と、一次予選から本選出場のための実践的対策を学びます。「同時通訳グランプリに出てみたいけれど、自分の...

【第6回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「パートナーとの連携」

(執筆・関根マイク) 現場デビューすると、多くの現場で他の通訳者と協力して作業することが求められます。通常はエージェントが通訳者の役割分担を決めて、当日のスケジュール表に書き入れて通訳者に送ります。持ち時間で分担することもあれば、セッション別で分担することもありますが、エージェントの分担は絶対ではなく、現場の通訳者で微調整することも多々あります。特に仲が良い通訳者と一緒に組む場合は、最初から...

【第2回】通訳なんでも質問箱「シーズンとスケジューリング」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイク(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。忘れた頃にサプライズが生まれるかもしれません(!)。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 Q.私は通訳ガイドです。通訳ガイド業界では...

【第31回】現役通訳者のリレー・コラム「医療通訳としての心構え」

医療通訳者の心構えといえば、どなたでも「中立性」や「患者さんとの適度な距離」をまず思い浮かぶでしょう。正直、悩みますね。現場からいくつかの事例を出しながら、医療通訳者に求められている心構えについて考えたいと思います。 バックグラウンドの尊重 まず、日本の医療現場からのいくつかの事例を取り上げたいと思います。 東南アジア出身の女性患者さんが自宅で妊娠検査をしてから旦那さんと一緒に来院しまし...

保護中: 【第7回】知っていればこんなに楽しいワイン通訳~葡萄畑から食卓まで~常識?ワインと歴史にまつわる逸話〜」

【会員限定コンテンツ】 ワインが歴史のエピソードとあわせて語られることはよくあります。特にフランスのエピソードはみなさん大好きで、もはや常識。今日は、通訳する上でも知っておいて損のないエピソードをいくつかご紹介します。 ナポレオンとモエ・エ・シャンドン シャンパーニュ といえば、ドン・ペリニヨン(仏: Dom Pérignon)が有名ですが、このドンペリを生産しているのがモエ・エ・シャン...

保護中: 【第10回】モータースポーツの通訳「予備知識編その3 レーシングコースとタイムテーブル(WHERE & WHEN)ー中編2/2」

【会員限定コンテンツ】 イベント初日 一夜明けて、再びサーキットに戻ってきました。まだ早朝だというのにパドックには昨日にも増して人が増えています。いよいよ本格的なレース・ウィークの始まりです! 今日からは入場許可証(credentials「クレデンシャル」あるいは「パス」と呼ぶ)を提示しないと会場に入れません。パスには”PADDOCK” “RACE CONTROL” “PIT LANE”...

保護中: 【第3回】聖書に学ぶ英語表現と精神世界「足を洗う」1/3

【会員限定コンテンツ】 「色々あって、もういい加減この稼業から足を洗おうと思います。皆さん大変お世話になりました。」 ご心配なく、これは例文です(笑)。 前回折角「切磋琢磨」していこうと言ったばかりなのに、さすがにこれは無いでしょう。通訳稼業は厳しいとはいえ、私は今後もこの仕事を続けるつもりですし、またこのシリーズもネタのある限り延々と続けますので、ご安心ください。さて、「聖書に学ぶ英語表現と...

保護中: 【第3回】放送通訳の世界「トラブル発生!どうする?(機材編)」

【会員限定コンテンツ】 通訳者としてデビューした当時、通訳学校の先生や先輩方に口を酸っぱくして言われたのが、「マイクの取り扱いには気を付けること」でした。スイッチの入れ忘れ・切り忘れという初歩的なミスにより、通訳のアウトプットにも影響が出てしまうからです。放送通訳の現場も同様です。そこで第3回は機材によるトラブル発生について見てみましょう。トラブルは「自分が原因」「自分以外が原因」の2つに分...

【第12回】はじめての通訳~通訳と訓練方法に対する誤解「メモって何を書けばいいのですか、速記のことですか?英語でメモをとってもいいのですか?」

答え 基本的には何でも構いません。メモは速記とは違います。英語でメモを取るのも場合によっては可です。 なぜこのような質問が? この質問は受講生のみならず、現場へ行ったときに一般の方からもよく聞かれます。 気になりますよね、何か書いてあるのか。 初めて通訳講座を受講された方も浮き浮きした調子で「メモ取りを勉強したいです!」とよくおっしゃいます。 ちょっと待った!!メモって本当に必...

【JIF2018】中曽根俊、溝田樹絵「『5つのP』がすべての基本(Perfect Preparation Prevents Poor Performance)」

中曽根俊 ウェストヴァージニア大学卒業。フリーランスの通訳・翻訳者として、NHK衛星スポーツでのアメリカ3大スポーツ中継番組やCNNワールドスポーツでの翻訳・ボイスオーバーなどに携わる。主な通訳経験は、千葉ロッテマリーンズ球団ボビー・バレンタイン監督専属通訳、第1回World Baseball Classic優勝監督・MVPインタビュー通訳、MLBワールドシリーズ・NFLスーパーボウル中継での表...

【JIF2018】森田系太郎「製薬業界の通訳の基礎を1時間でマスター!」

森田系太郎 製薬企業の社内通訳者。モントレー国際大学院(翻訳通訳修士号)、立教大学大学院(異文化コミュニケーション学修士号、社会デザイン学博士号)。編著書に『環境人文学 I/II』(勉誠出版、2017年)がある。JACIのホームページでコラム「製薬業界の通訳」、通訳翻訳WEBで「グローバルビジネス英語」を連載中。 製薬業界の通訳の基礎を1時間でマスター! 薬ができるまでには、一般に「創薬→非...

JACI同時通訳グランプリ 準備ワークショップ(3月)

日本会議通訳者協会が主催する初の同時通訳グランプリを目指して、一緒に準備を進めましょう!日本会議通訳者協会では、4月まで毎月、グランプリに向けた準備のためのワークショップを開催します。 本ワークショップでは、会議通訳者として経験豊富なJACI会員が講師を務め、同時通訳スキル獲得・向上と、一次予選から本選出場のための実践的対策を学びます。「同時通訳グランプリに出てみたいけれど、自分のスキルが心...

保護中: 【第3回】欧州通勉事情「スピーチ訓練の効能-Think on your feet!」

【会員限定コンテンツ】 今回からは、わたしたちが通った会議通訳コース*で行われた訓練内容のいくつかを取り上げて細かく見ていきます。今月はスピーチ訓練についてです。 (*注 平松さんと坂井が履修した期間は重なっていません。) 初回でも書いたように、わたしたちのコースでは原稿を読み上げずにスピーチができるようになる能力が重視されていました。訓練の仕方は、例えば初めは予め与えられていたトピ...