【JIF2025】森万純、山崎美保「大使館通訳のリアル」 森 万純 在日米国大使館 広報文化交流部 通訳小学校高学年から高校1年生の夏までをイタリアで過ごす。上智大学外国語学部英語学科卒業。在学中にイギリス、Durham Universityへ交換留学。大学在学中より通訳のアルバイトを開始。ギャップジャパン株式会社の社内通訳、イタリア大使館勤務、フリーランスの会議通訳を経て、現職。米国大使館が主催する講演会やレセプションパーティー、表敬訪...
【第8回】駆け出しのころ「結果オーライ回り道」 「私はプロになれるのだろうか」「いまやっていることは本当に役に立つのだろうか」―デビュー前に誰もが抱く不安、期待、焦燥。本連載はプロ通訳者の駆け出しのころを本人の素直な言葉で綴ります。 *** 小学校5年生のことだった。とてもきれいですらりとしたオーストラリア出身の女の先生が私たちの学校に赴任してこられた。科目は英語。日本語は話せないらしかった。授業はすべて英語で行われ、私はいつも先生に見とれてい...
【JITF2020】朝の自習室メンバー「通訳者の朝の自習室 〜バーチャル居場所作りの成功の秘訣とは〜」 岩瀬和美(発起人) 日本会議通訳者協会理事/JACI認定会員。通訳者歴30年の”アラかん”フリーランス通訳者。 佐藤梓 フリーランス会議通訳者/JACI認定会員。得意分野はPR関係、IR、お酒(のイベント)など。好きな言葉は「朝起きてえらーい!」」 花岡千都子 フリーランス英日通訳者。JACI会員、JAT会員。大手外資系の社内通訳を10数年経た後、フリーランスとして独立。専門...
【第24回】通訳者・翻訳者の子育て「“心のバリアフリー”と自立心を意識して」 (通訳者・大学講師 山崎美保) 下の娘が今春、やっと大学一年生になり、子育てもひと段落でしょうか。振り返ると、自分なりに一生懸命に育児をしたという自負はあります。こう書くと、子どもたちに小さい頃から英語を教えて、いわゆる英才教育を施した、と思われるかもしれませんが、まったく違います。結婚、出産を機に仕事を辞め、時間があったので、育児書を読んだり、先輩ママの話を聞いたり、いわゆる理想の母親像に近づ...