出版翻訳

保護中: 【第24回】翻訳家ありのまま「未払い印税回収劇①私だって生活に困ってます」

留学から帰国して3年経っても生活は苦しいままだった。最大約50万円まで膨らんだ借金を英会話講師などをやりながら完済したばかりで、いつ借金生活に逆戻りするかというギリギリ状態が続いていた。 そんなある日、編集者が拙宅に打ち合わせに来たので、一番気になっていたことを訊いた。 「印税って、いつ支払われるのですか」  すると彼女、ばつが悪そうにこう応えた。 「えっ、言ってませんで...

保護中: 【第23回】翻訳家ありのまま「『売れてるのか?』って何度も同じこと訊かないでよ!」

前回、「誰でも本を出せる」という夢のある話をしたので、今回は本を出すことのネガティブな側面をお伝えしようと思う。ポジティブな側面とネガティブな側面の双方を勘案して、それでも本を出したいと思えるか冷静にご判断いただければと思う。 単行本の執筆や翻訳に夢があるのは否定しない。ただ、「ベストセラーになって印税ガバガバ」というのは、狙ってできるようなものではないし、そもそもそんなことを狙って書いた...

【JITF2022】大島聡子、玉川千絵子、矢能千秋、山本真麻「出版翻訳 作戦会議:私たちの場合 最初の1冊〜現在〜次の目標」

大島聡子 https://twitter.com/syuzunosyuke 主な訳書『自己啓発の教科書』『世界の幽霊出現録』『ビジュアルストーリー 世界の秘密都市』(日経ナショナルジオグラフィック社)、映像『星のささやき』27th キネコ国際映画祭特別賞。 玉川千絵子 https://twitter.com/chitama 英日翻訳者。共訳『ブラッ...

【JITF2021】矢能千秋「『出版、夢だよね』と言ったあの日から、『きみがまだ知らない恐竜』シリーズが出るまで」

矢能千秋(やのう ちあき) レッドランズ大学社会人類学部卒、英日・日英翻訳者。訳書に共訳『世界のミツバチ・ハナバチ百科図鑑』ウィルソン=リッチ著(河出書房新社)、『きみがまだ知らないティラノサウルス』『きみがまだしらないトリケラトプス』『きみがまだ知らないステゴサウルス』ベン・ギャロッド著(早川書房)がある。 『出版、夢だよね』と言ったあの日から、『きみがまだ知らない恐竜』シ...

【JITF2021】宮崎伸治「自己PRの方法と出版契約の考え方」

宮崎伸治 作家・翻訳家。著訳書は約60冊にのぼる。著書としての代表作に『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』(三五館シンシャ)がある。出版翻訳家デビューからベストセラー出版、数々のトラブルを経て本人訴訟に至るまでの実体験を赤裸々に告白した同書は発売直後からテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等で話題となり、好評発売中。電子書籍でも購入可。訳書としての代表作に『7つの習慣 最優先事項』(キ...

【JITF2020】越前敏弥「文芸翻訳のツボ&出版翻訳の現在」

(写真:大杉隼平) 越前敏弥 文芸翻訳者。訳書『おやすみの歌が消えて』『大統領失踪』『オリジン』『ストーリー』『世界文学大図鑑』『解錠師』『Yの悲劇』など。著書『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『この英語、訳せない!』『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』など。全国翻訳ミステリー読書会、はじめての海外文学フェア、読書探偵作文コンクールなどの運営メンバー。朝日カルチャーセンター(新宿・横浜・...