ホーム » 2月, 2018

2月 2018

保護中: 【第3回】欧州通勉事情「スピーチ訓練の効能-Think on your feet!」

今回からは、わたしたちが通った会議通訳コース*で行われた訓練内容のいくつかを取り上げて細かく見ていきます。今月はスピーチ訓練についてです。 (*注 平松さんと坂井が履修した期間は重なっていません。) 初回でも書いたように、わたしたちのコースでは原稿を読み上げずにスピーチができるようになる能力が重視されていました。訓練の仕方は、例えば初めは予め与えられていたトピックを主題に、2分程度のショー...

【第5回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「仕事はエージェントとの共同作業」

(執筆・関根マイク) エージェントの登録手続きが無事に終了……してもあなたはまだスタートラインに立ったばかりです。当然ですが、本当の仕事はここからです。今回はあなたの強い味方となってくれる(はず!)エージェント担当者、特に個別の案件を担当するコーディネーターとの関係について書きます。 あなたの適性・経験にマッチした案件が入ると、コーディネーターからオファーメールが届きます。急ぎの案件な...

【第2回】通訳翻訳研究の世界~翻訳研究編~翻訳研究とは?スコポス理論とは何か?

はじめに 当連載の「翻訳研究編」を担当する関西大学の山田優です。現在、大学で翻訳の理論と実践を教えながら研究に取り組んでいます。大学に来る前は、実務翻訳者として仕事をしていました。社内翻訳者時代を含めると、15年以上翻訳実務に携わってきました。 研究や理論というと、実務や実践とは関係ないと思われるかもしれませんが、私は実務翻訳者としての経験から疑問に感じたことを研究のテーマにすることが多い...

【JIF2018】仲田紀子「『壁をとっぱらえ!』建設現場からコミュニケーションを考える」

仲田紀子 同志社大学文学部英文科卒。会議通訳者。通訳デビューは長野オリンピックの公式競技通訳。某テーマパーク建設時の社内通訳を経てフリーランスに。司法、企業、大学、企業などで会議通訳としてキャリアを重ねるも、建設現場の通訳の楽しさに魅せられ、今はヘルメットに安全靴で出勤する毎日。JACIのホームページでコラム「建築現場は今日も晴れ!」を連載中。 「壁をとっぱらえ!」建設現場からコミュニケーショ...

【JIF2018】松下佳世「通訳者のパラレルキャリアを考える」

松下佳世 立教大学 異文化コミュニケーション学部・研究科准教授(PhD)、会議通訳者。朝日新聞記者、サイマル・インターナショナル専属通訳者を経て、教育と研究の道へ。2014年9月から国際基督教大学教養学部准教授。2017年9月から現職。通訳翻訳の理論と実践を中心に、学部・院で講義や実務訓練、論文指導を行っている。著書に『通訳になりたい!ゼロからめざせる10の道』(岩波書店)など。『通訳翻訳ジャー...

【第9回】通訳者・翻訳者の子育て「トライリンガルへの長い道のり(前編) 」

(執筆:翻訳者・通訳者 丸岡英明) 私はここ10年オーストラリア在住ですが、その前は台湾に10年間滞在していたため、海外生活はかれこれ20年になります。その間に、台湾人の妻との間に2人の娘が生まれました。私は、翻訳と通訳の両方の仕事をしていますが、仕事の9割は翻訳で、家にいる時間が比較的長く、子育てにも積極的に関わることができました。過去20年間、こうした経験の中で感じてきたトライリンガルの...

保護中: 【第11回】建築現場は今日も晴れ!「スーパー監督~想像と逆算」

【会員限定コンテンツ】 会議に入って通訳していると、「通訳さん、本当によくこの業界のことわかってるね!昔この業界で働いてた?」といわれることがたまにあります。専門家の発言を流暢に訳しているのをはたから見れば、当然通訳者が内容を完璧に理解しているように見えるのかもしれません。でも実のところ、通訳者は理解どころか、専門家同士が何の話をしているのかさっぱりチンプンカンプン、という場合も少なくありま...

【第2回】欧州通勉事情「ジェネリックの授業(言語別でない授業内容―トピックや演習について)」

‭皆さん、こんにちは。イギリス在住通訳者の平松里英です。この連載では通訳仲間の坂井裕美さんと交代で、毎月コラムを執筆させていただいており、今回は私の担当となります。前回は第一回ということで、修士課程会議通訳科のカリキュラムを坂井さんから紹介してもらいました。‬‬‬‬‬ 前回も触れましたが、私は会議通訳科ではなく、通訳科を専攻しましたが、この二つのコースの違いは、ともに6つあるモジュールのうち...

【第1回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「時間管理」

私はこれまで時間管理術や手帳術などで試行錯誤してきました。今回は時間の使い方に関して日頃心がけていることをご紹介いたします。参考になれば幸いです。 1.手帳は常に開いた状態で 私が愛用しているのは4月始まりの紙の手帳です。これは指導先の大学が4月から新年度であるためです。最近は1月、4月、9月始まりなど手帳も多様化していますので、自分にとって使いやすいものを選ぶと良いでしょう。私は「今日の...

保護中: 【第8回】製薬業界の通訳「創薬の通訳」

【会員限定コンテンツ】 第2回で臨床試験、第3回で非臨床試験について書きましたが、臨床・非臨床試験の段階に上げる化合物(compound)をどのように決定するのでしょうか。それが「創薬(drug discovery)」の段階です。今回は、この非臨床試験の前の段階に相当する創薬のプロセスを、低分子化合物(low molecular weight compound;分子量の小さい化合物)をベース...

【第16回】通訳者・平山敦子のガジェット天国「新年特別記念号☆全部見せます!!ヲタクの仕事道具(前編)」

(執筆・平山敦子) 2018年一発目の記事でございます!! 遅ればせながら、この場をお借りして、旧年中のご厚情に心から感謝申し上げます。皆様の日々のお仕事や生活に有益な情報をお届け出来るよう、今年も全力投球していきますので、よろしくお願い致します!!! 今回は、新年一発目「特別記念号」ということで、ちょっぴり趣向を変えて超スペシャル(?!)なテーマを三部作でお...

【第1回】通訳なんでも質問箱「逐次通訳を勉強する本」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、対照的な背景を持つ協会理事の千葉絵里と関根マイク(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。忘れた頃にサプライズが生まれるかもしれません(!)。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 では、今回の質問です。 Q.通訳経験のあるものですが、逐次...

保護中: 【第9回】モータースポーツの通訳「予備知識編その3 レーシングコースとタイムテーブル(WHERE & WHEN)ー中編」

【会員限定コンテンツ】 ピットレーン コントロールタワーには、さきほどパドックから入ってきた入り口の反対側にもドアがあって、レーシングコース側に出られるようになっています。今日はまだ設営日なので、セキュリティに止められることもありません。外に出てみましょう。 目の前には先程見た観客席(グランドスタンド)。その前には、ちょうど肩の高さくらいのコンクリートの壁とワイヤーフェンスで見えないけれ...

【JIF2018】森本由紀「『社内通訳者』という天職 ~カリスマ経営者のJapanese Voice~」

森本由紀 神戸女学院大学文学部英文学科卒。新卒で精密機器会社に就職をした後、グラクソ・ウエルカム(現グラクソ・スミスクライン)での翻訳、ジョンソンコントロールズIFM事業本部での通訳などを経て、2001年より日産自動車でカルロス・ゴーン氏の専属通訳者を務め、現在は会長を含む経営陣の通訳全般を担う。 「社内通訳者」という天職 ~カリスマ経営者のJapanese Voice~ 「通訳すること」だ...

【JIF2018】鶴田知佳子「通訳者の「解釈」とはなにか~歴代大統領の通訳から得た学び~」

鶴田知佳子 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授、会議通訳者。NHK衛星放送、CNNなどの放送通訳者。CFA(アメリカ公認証券アナリスト)。AIIC(国際会議通訳者協会)会員。上智大学外国語学部フランス語学科卒業、コロンビア大学経営学大学院修了。MBA(経営学修士)取得。金融業界で10年の勤務経験の後に通訳者となり、目白大学助教授を経て現職。フランス語学科卒業でイタリア在住経験もあり、英語の...