8月 2023

保護中: 【第6回】今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから「~the last person to…~」

【会員限定コンテンツ】 CNNの同通スタジオには広めのデスクとオフィスチェア、そして目の前には現地から放映されるテレビ画面があり、私たちはマイク付きヘッドホンを着用し、自分でスイッチをオン・オフします。また、調べ物用のパソコンもあります。2名で30分ずつ交代をしながら同時通訳をするのですね。 30分の間には2~3回のCMが入ります。CM時間はおよそ数分。お知らせの前にプレゼンターが”...

保護中: 【第11回】日米同盟:防衛協定からグローバルパートナーシップへの道のり「日米同盟の課題:軍事同盟を超えて平和と繁栄に貢献するために」

【会員限定コンテンツ】 本連載は、戦後の対日講和から1990年代まで10年間ごとに整理し、2000年以降は各米大統領の政権ごとに日米同盟がどのように変化したか、そして、今後インド太平洋地域が地政学的に最も重要な地域となる中で、日米同盟が地域の平和と安定に貢献するための課題や日本を取り巻く多国間関係を紹介する。 今回は、これまで軍事同盟として分析してきた日米同盟が今後インド太平洋地域の...

【第16回】手話通訳士への道「手話通訳士(者)の仕事を考えてみます Vol.3」

第14回、15回は、聞こえること、音声言語が前提の社会で生きるろう者・手話言語を通じて未熟さについて考えてみました。 全日本ろうあ連盟出版局の「新しい聴覚障害者像を求めて」のP314と、故市川恵美子さんの「手話通訳のあり方・動き方」P38に、このことが的確に表されている箇所があったので補強する意味で紹介します。 先ず「新しい聴覚障害者像を求めて」からです。 12歳の時失聴した、...

保護中: 【第1回】こう訳すか、ああ訳すか、それが問題だ「翻訳家は何を目指すべきか」

今回から「こう訳すか、ああ訳すか、それが問題だ」というタイトルで連載させていただくことになり大喜びしている宮崎伸治です。え? 宮崎伸治? もしかして…と思い当たる方もおられるかもしれませんが、そう、私はつい先日まで「翻訳家ありのまま」を40回にわたり連載をさせていただいておりました。 同連載では“翻訳そのものの苦労”ではなく、“翻訳以外の苦労”について語ってきたわけですが、それもそのはず、...

保護中: 【第46回】放送通訳の世界「自分のチカラでケアしたい」

【会員限定コンテンツ】 どのような仕事であれ、その業務特有の「副作用」があります。たとえばスポーツ選手であればケガは付き物ですし、ピアニストは腱鞘炎に見舞われたりします。カウンセラーの場合、クライアントの話に共感して疲労することもあると聞きます。 では放送通訳者はどうでしょうか?私は20年以上、この仕事を続けており、いつもやりがいと使命感を抱いて臨むようにしてきました。また、ニュース...

【第17回】通訳なんでも質問箱「現場での立ち振る舞いについて」

「通訳なんでも質問箱」は、日本会議通訳者協会に届いた質問に対して、認定会員の岩瀬和美と山本みどり(プラスたまに特別ゲスト)が不定期で、回答内容を事前共有せずに答えるという企画です。通訳関係の質問/お悩みがある方はぜひこちらからメールを。匿名で構いません。 Q.通訳者の派遣コーディネーターをしており、現場にも出ている者です。下記のような場面では、通訳者としてはどう対応すれば良いのでしょうか?...

保護中: 【第14回】あの通訳研究って、実際どうなの?「Lost in Translation ― 本当に意味が失われるの?」

【会員限定コンテンツ】 暑い暑い夏が日本を覆っていますが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。近年登場した線状降水帯という言葉もすっかり定着するような気候になり、台風の影響や豪雨で被害が出ている地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。国連のグテーレス事務総長も、「地球沸騰化だ」と危機感を露わにしており、世界全体での対策が求められています。 さて、そんな暑い?熱い?日々...

【第15回】手話通訳士への道「手話通訳士(者)の仕事を考えてみます Vol.2」

前回は、聞こえること、そして音声言語が前提の社会で暮らすろう者の通訳に対する認識、そのことをふまえた手話通訳士(者)の動き方、仕事のあり方・やり方、そして通訳を通じての人間育ちについて触れてみました。 多くのろう者は「通訳はお願いして」用意できるものと考えているようです。 実際のろう者の認識からすると、人権施策とは程遠い状況にあると考えているのは私だけではないと思います。 私が...