【JIF2015】丹埜段「IPO/POの仕組みと、その海外IRロードショーにおける通訳について」

IPO/POの仕組みと、その海外IRロードショーにおける通訳について

「増資・上場、世界で活発、2014年の株発行最高ペース」

昨年8月の日経新聞の記事の見出しです。同紙の予測では今年、日本だけで100社近くの新規上場(IPO)が行われ、新たな上場企業が誕生する予定です。ますます盛り上がりを見せるエクイティ・ファイナンス(IPO/PO)のマーケット。このセッションでは、まず最初にこうしたIPO/POがどのようなもので、どのような仕組み・プロセスで行われるのか、について見ていきます。その上で、IPO/POの成功のカギを握る海外IRロードショーについて紹介します。IPO/POのロードショーは、通訳者が非常に大きな付加価値を発揮しうる、やりがいのある通訳案件です。セッション後半では、こうしたロードショーの楽しさと、そこで通訳者が果たせる役割について考察します。みなさまとお会いし、IPO/POとその通訳に興味を持っていただくのを楽しみにしています。

(英語版のセッション概要もご参照ください)

丹埜 段 (IR通訳会社アイリス代表)

10年間のサラリーマン生活を経て、2008年に通訳者に転向。数ヶ月フリーランスを経験した後、インハウスのIR通訳者として野村證券に入社。3年間、海外の機関投資家に同行して日本国内のあらゆるセクターの上場企業を回り、約1,500件のIRミーティングの通訳を行う。2012年に独立し、IR通訳に特化した通訳会社アイリス(IRIS)を設立。引き続き海外投資家との国内案件を行いつつ、2013年からは日本企業に同行して海外を回るIRロードショーに注力し始める。2014年には、1兆円弱のエクイティ・ファイナンス(IPOやPO)に通訳者として参加。


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