【第6回】柴原早苗の通訳ライフハックス!「どうする?ポイントカード」

本コラムでは「快適な日々を過ごせるちょっとしたヒント」をご紹介しています。ただでさえ慌ただしい通訳業務ですので、せめてそれ以外の部分でスッキリ清々しく暮らしたいですよね。今回のテーマは「ポイントカード」。スタンプカードも含みます。

今の時代、スマートフォン一台あればお財布を持ち歩かなくても済むようになりました。お財布代わり、会員証代わりにもなってくれるのがスマホの強みです。ただ、そうは言えどもみなさんのお財布の中はいかがでしょうか?スマホがあってもまだまだお財布がパンパン…となってはいませんか?本稿では私自身が日頃どのようにしてカード類と付き合っているかご紹介いたします。

1.そもそも「もらわない」

「いきなりコレ?」という声が聞こえてきそうですが、とにもかくにもポイントカードを増やしたくないのであれば、物理的にもらわないしか方法はありません。もちろん、今後もそのお店に行きたいと思えるならば、正々堂々と(?)発行していただきましょう。けれどもそうでないならば、スタッフの方に「ありがとうございます、でも結構です」とにっこり笑ってお伝えすれば良いのです。

2.半年に一度は見直す

お財布の中というのはついつい膨らんでしまうもの。そこで私は半年に一回、お財布の中身をすべて(本当に「すべて」です!)取り出し、机の上に並べます。不要なレシートやメモなどはありませんか?いつ作ったか忘れてしまったポイントカード、二度と足を運ばないであろうスタンプカードなどがあれば、即処分しましょう。

3.厳選する

私はアブラサス社の「薄い財布」を使っています。このお財布の中に入るカード(クレジットカードの厚さ)は何と5枚だけ。つまり、厳選する必要があります。あえてキャパを制限することで、必然的に保有するカードも少なくなりました。私が常に持ち歩いているのは健康保険証、運転免許証、nanacoカード、Tポイントカード、VISAカードだけです。

4.アプリで代用

どうしてもお財布を膨らませたくないのであれば、カードの代わりにアプリを使う方法もあります。最近は量販店も紙カードでなくアプリを推奨していますので、これだけでもお財布は軽くなるでしょう。もちろん、アプリ版に移行したらカードは処分です。

5.出かけるときのみ持参する

たとえば私の場合、数か月に1回しか出かけない複合ビルがあります。ただ、そこへ出かけた際にはまとめ買いをすることが多く、単価の高い商品を買っています。そのビルで使えるクレジットカード兼ポイントカードは、そこへ出かけるときのみ持ち歩き、普段は自宅の引き出しに保管しています。

6.分散して貯めるよりクレジットカードのポイントへ

ポイントカードをあれこれ持って貯めていくよりも、いっそのことポイントカードは止めてクレジットカードのポイントに一本化することも一案です。かつて私は現金派だったのですが、ここ数年はカードが使える場ではほぼすべてクレジットで支払っています。レシートも必ずもらえますし、明細書が家計管理にも役立っています。

7.出かける頻度によって発行するか否かを決める

たとえば「時々買い物する店舗」の場合、ポイントカードを発行してもらうか否かで迷いますよね。「絶対に行かないわけではないけれど、積極的に行くわけでもなし」というケースです。どうしても迷うのであれば、とりあえず発行してもらい、数か月後に見直してみましょう。私の場合、基準は「半年」。半年以内に再来店しなければ処分です。また、どう頑張っても一定ポイントに達成できなさそうであれば、やはり処分します。

8.ライフステージと照らし合わせる

以前私は隣の市にあるスポーツクラブまで出かけていました。ジムは複合ビルの中にあり、そのビル全体で使えるポイントカードも持っていました。けれどもジムのインストラクターさんが異動になってしまい、そこでのレッスンが無くなったため、必然的に私も足を運ばなくなりました。そうなるとポイントカードも使わずじまいになります。レッスン最終日のこと。私はビル内の店舗でカードに残っていたポイントを全部使い切り、そのカードは処分しました。以来、そのビルには出かけていません。

9.「貯めるため」に振り回されない

たとえばドラッグストアで買いたいものがあるとしましょう。「自分が普段使いしているポイントカードはそこでは使えない。じゃ、その商品をそこで買うのはガマンしよう」と思ったことはありませんか?そうしているうちに機会を逸してしまい、買えずじまいが続いてしまう…。ポイントを貯めたいがゆえに振り回されてしまうという経験を私は何度もしています。でもこれでは貴重な時間がもったいないですよね。ポイントカードに振り回されないためにも、「ポイントカードがない清々しさ」の状態になり、好きな場所で好きなタイミングで買うことも大切だと思っています。

10.…最後に「カードの処分方法」

紙版のスタンプカードは、そのまま処分できます。一方、注意が必要なのがクレジットカード。お客様センターへ連絡し、解約してカードにはさみを入れて捨てましょう。その他のカードに関しては、ウェブ会員であれば退会手続きを。それ以外はそのまま捨てて大丈夫です。

いかがでしたか?今回は「ついつい増えてしまうカードとの付き合い方」についてご紹介しました。少しでも参考にしていただければ幸いです。みなさんにとって少しでもすっきりした日々が続きますように。


柴原早苗(しばはら さなえ)

放送通訳者。獨協大学非常勤講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSEにて修士号取得。ロンドンのBBCワールド勤務を経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳業に従事。NHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。ESAC(イーザック)英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。通訳学校にて後進の指導にあたるほか、大学での英語学習アドバイザー経験も豊富。著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社、2014年:共著)。

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