【JIF2024】クリス・ギショー・デ・フォーティス「通訳におけるストレス・マネジメントとエキスパート・パフォーマンス」

クリス・ギショー・デ・フォーティス

クリス・ギショー・デ・フォーティスは、英語(A)、フランス語(B)、スペイン語(C)の会議通訳者。英国ケンブリッジ大学、バース大学にて学ぶ。AIIC (International Association of Conference Interpreters)メンバー。プロテニス選手としてキャリアをスタートさせ、アマチュアのラリードライバーとしても国際レベルで活躍するなど、 通訳以外にも多彩な経歴を有する。英国ケンブリッジ大学のセント・ジョーンズ・カレッジで修士を取得後、9年間英国の警察官として勤務。1988年、NATO本部で専属スタッフ通訳として採用され、上級通訳まで昇進。うち10年間は、NATOの専属およびフリーランス通訳者の採用試験と練習プログラムも担当。2001年からは、実務経験豊富な会議通訳者を対象としたケンブリッジ会議通訳コース(CCIC)を共同主催する。また、世界各地で複数の通訳学校で教鞭をとっている。「国連ジュネーブGIMUNプログラム」のトレーナーや、これまで3回のTerpSummitでも講演している。ベルギーのAIICネットワーク・オブ・トレーナーのコーディネーターであり、2010年からはブリュッセルのヴィンヤード教会でチーフ通訳者も務める。本業と並び、15年間ボランティアで救急救命士としても活躍。また複数のNGO通訳チームを組織し、1996年には難民の社会的・法的サービスとフードバンクをサポートする「L’Olivier 1996」を設立し、現在も運営を継続中。30年間の勤務を経て2021年にNATOを引退し、現在はフリーランスとして多くの学生や若手通訳者のトレーニングやコーチング、NGOの通訳、亡命や移民に関する講演やトレーニング、国内外での集会などに従事している。

通訳におけるストレス・マネジメントとエキスパート・パフォーマンス

本講演は、通訳者が本物のエキスパート・パフォーマーになるためのサポートを目的とする。通訳者がプロとしての業務と倫理的責任を果たすためには、日常的に直面する避けられないストレスに対処するツールと戦略を見出すことが重要である。講演では、学生からベテラン通訳者までを対象とし、より良い通訳パフォーマンスを安定して発揮できるようになることで得られる満足感と充実感を高めるために、何ができるか考察していく。より充実し自信に満ちた通訳者になるための実践的なテクニックやアプローチを学べる内容になっている。元ハイレベル・スポーツ選手の経験を持つ講演者が、プロスポーツの分野で活用される心理学的・生理学的原理やテクニック、動画資料なども織り交ぜて講演予定。

日本通訳フォーラム2024