【第8回】通訳者・関根マイクの業界サバイバル・ガイド「ケジューリング その1」

(執筆・関根マイク

社内通訳者はスケジューリングで悩むことはあまりないと思いますが、フリーランス通訳者にとっては悩ましい問題です。というのは、スケジューリングの結果が収入に直結するからです。投資や副業をしていない限りフリーランスの収入は「案件数x単価」でほぼ確定するので、自分の体力・気力と相談しながらいかにスケジュールを最適化できるかが重要な課題になります。

キャリアステージで異なるスケジューリング戦略

通訳学校を卒業したばかりの新人は当然ながら実績がありません。けれど実績がないとどこも相手にしてくれませんから、まずは報酬より経験を優先すべきです。大学1年生が様々な授業を通して自分が進むべき道を見つけるように、来たオファーは基本的にすべて受けて自分の得意な分野や好きな分野を見つけましょう。最初は逐次アテンドのような案件ばかりかもしれませんが、一つひとつ丁寧にこなしてステップアップしましょう。

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