【神奈川県】川崎市立橘高等学校(2025)

10月6日(月)に、日本会議通訳者協会より3名が神奈川県の川崎市立橘高等学校を訪問し、同校国際科2年生を対象に通訳講座を行いました。今回は50分のコマを連続2コマで実施しました。

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川崎市立橘高等学校 通訳講座 - 通訳デモと生徒による通訳の実践

■前半(50分間)

JACIや講師の紹介をした後、早速講師である通訳者が逐次通訳のデモを実施。会場からボランティアを募り、日本語と英語でそれぞれ自己紹介を生徒さんにしてもらいました。

逐次通訳を体感してもらった後は、デモで使用したノートを見せならがノートテーキングのコツをお伝えし、実際に自分たちで逐次通訳にトライしてもらいました。

冒頭の説明
講師による逐次通訳デモ
3人1組で逐次通訳の練習

■後半(50分間)

バルビエコーポレーション株式会社様のご厚意で提供いただいたパナガイドを活用し、講師が同時通訳を実施しました。初めて見るパナガイドで同時通訳を聴く体験で大いに盛り上がった後、サイトトランスレーションを皆で練習してみました。皆さんとても上手で、仕上げに生徒さん達自らがパナガイドを使って同時通訳を実施してもらいました。機材から聞こえてくる同級生の通訳に、歓声があがりました。

生徒さんのパナ同時通訳
提供いただいたパナガイド
集合写真

■生徒さんの感想 (アンケート記入から抜粋)

・通訳を行うデモ授業では、普段のテストや授業などでのリスニング等技術の向上にもつながるもので、自分の成長にも大きくつながりました。

・想いを伝えたい人同士の懸け橋になれるということが、外国語を勉強するモチベーションになるなと思った。将来のキャリアの1つとして、通訳を目指せるほどの外国語力習得をしたいと強く感じた。

 ・まだそこまで自信がないのでやりたい!とは言えないですが、ある程度まで達することができたら、小規模でもいつか通訳の仕事をしてみたいです!

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日本会議通訳者協会では、今後も教育機関でのアウトリーチ活動を広げていきます。皆さんのお住いの地域での開催もぜひご相談ください。また講師を担当してくださる会員の皆さんも随時募集中です。

アウトリーチプログラムのパンフレットはこちら

JACIアウトリーチ事務局 outreach@japan-interpreters.org

事務局メンバー:松岡由季(理事)、神田雅晴(理事)、菱田奈津紀、齋藤亜生子、菊池葉子、中村由紀子