【JITF2022】武藤陽生「ゲーム翻訳のエッセンス」

武藤陽生

ゲーム、出版翻訳者。29歳のとき『深夜特急』に影響されて出たひとり旅の途上で翻訳に目覚める。帰国後フェロー・アカデミーの出版翻訳コースにかよい、その傍らでゲーム翻訳会社に勤務。その後フリーランスとして独立し、ゲーム翻訳と出版翻訳に携わる。おもな訳書は『ショーン・ダフィ・シリーズ』『駆逐艦キーリング』、訳したゲームは『Gone Home』『The Vanishing of Ethan Carter』『Va-11 Hall-A』など。

ゲーム翻訳のエッセンス

初回はゲーム翻訳のお約束(定型表現)を学び、2回目ではゲーム翻訳がいかに(なぜ)難しいのかを実際に体験していただきます。3回目は講師が過去に訳したタイトルを、4回目はゲームを原作とする小説を扱います。可能なかぎり広範な課題に触れることで、ゲーム翻訳のエッセンスを少しでも多く感じ取っていただけたらと思っています。なお、課題として講師が過去に訳した「The Vanishing of Ethan Carter」(ゲーム)、映画ノヴェライズ版「アサシン クリード」(小説)を扱う予定です。現時点でこれらに触れたことがない方は、講座まで”そのまま触れずに”いてください。そのほうが新鮮な気持ちで取り組めるかと思います。とはいえ、これらをプレイしたことがある、読んだことがあるという方に受講していただいてもまったく問題はありません(おまけとして、ゲーム翻訳では避けられないジョークの翻訳も毎回の課題にする予定です)。

※毎週火曜開催(8月2日~23日)、10:00-12:00 JST

日本通訳翻訳フォーラム2022