【JITF2021】アンドリュー・ギリース「逐次通訳:記憶とノートテイキング」

アンドリュー・ギリース

1996年から複数の国際機関や民間企業をクライアントに持つフリーランス会議通訳者(フランス語・ドイツ語・ポーランド語から英語)。

1999年からは通訳者教育にも携わるようになり、現在はパリのISITとトロントのGlendon MCIで教鞭をとる。他にもポーランド、ドイツ、ポルトガルで客員講師を務めた経験がある。これに加えて、欧州議会、欧州司法裁判所、AIIC、ATAなどの組織に所属するプロ通訳者向けのトレーニングコースで教えた実績もあり。

2005年にNote-taking for Consecutive Interpreting(2017年改訂)、2019年にConsecutive Interpretingを出版。1956年にロザンが著したNote-taking in Consecutive Interpretingの英語翻訳者でもある。

通訳者向けのリソース集であるInterpreter Training Resourcesも運営。

逐次通訳:記憶とノートテイキング

本セッションでは記憶自体の活用と、記憶を呼び起こす複数のプロンプトを効果的に使う方法を紹介します。これにより、通訳者は必要に応じて3分~5分のスピーチを記憶できるようになります。スピーチ内のマクロ・ミクロ構造の把握、情報価値の判定と区別、効率的なノートテイキング、リコールの改善、流麗なデリバリーなどをすべて実現できる体系的なノートテイキング法を学びましょう。

日本通訳翻訳フォーラム2021