【三重県】セントヨゼフ女子学園高等学校(2025)

5月17日(土)と7月12日(土)に、日本会議通訳者協会より3名が三重県のセントヨゼフ学園高等学校を訪問し、スーパーアドバンストコースの1年生を対象に通訳講座を行いました。今回はメンバーを一新し、林 慶子さん(1回目のみ)仲田紀子さん、菊池(2回目のみ)の3人で実施しました。

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セントヨゼフ女子学園高等学校 通訳講座 - 生徒による通訳の実践

■1回目(5月17日)

JACIや講師の紹介をした後、お仕事の内容を具体的に紹介しました。お仕事紹介のスライドでは、それぞれがその分野で経験した案件のエピソードなどを紹介し、なるべく具体的なイメージを持ってもらうようにしました。例年、グループワークの時間が足りなくなってしまうため今回はグループワークを重視した構成にしてみました。

お仕事紹介
冒頭の説明

グループワークでは2つに分かれて同時通訳と逐次通訳の実践を行いました。

・同時通訳では、大人気の「Creepy Nuts」のスピーチを通訳してもらいました。

・逐次通訳では、担当講師が大阪関西万博のUAEパビリオンに携わったこともあり、香りをかいでその感想を英語に表現してもらいました。

■先生や生徒さんからの感想

 ・同時通訳の演習をもっとやってみたい(多数)

 ・逐次通訳以外の通訳をやってみたい

 ・学校としては、hands-onの体験が生徒の英語学習に活きるので、そういったワークを期待している。特にメモ取りの演習はリスニングにも活かせるのでよかった。(先生)

■担当講師からの感想

・最初は声を出すのに慣れていなかったり、正しい訳を出そうとしていたようでしたが、「自分の理解を自分の言葉で伝えればよい」といったことでぐっと訳出のセンスが良くなったのはいい発見でした。他にも光る訳が随所に見られました。すばらしい生徒さんたちでした。

・本日は、素晴らしい生徒さんたちに通訳についてのお話や授業を展開することができ大変貴重な時間となりました。今回の授業はキャリア教育の一環ということもあり、若い時に、通訳になるのは難しいと言われた、というエピソードを話すことができたのも良かったと思います。若い方々には、そう言われても耳を貸さないで自分を信じて好きな道を突き進んでほしい、と思っているので、私たちを見て、そう感じてもらえたんではないかなと思えて、とても嬉しかったです。

■2回目

前回の復習としてメモ取りの説明と通訳者のキャリアパスの説明をした後、2グループに分かれて実践を行いました。

今回はリクエストの多かった同時通訳(デジウエーブで実践)、そしてボイスオーバー通訳に挑戦してもらいました。

メモ取りの復習

■所感

・今回は少数精鋭かつかなり高度な実践内容だったため、難しいと思った生徒さんも多いと思います。でも、あきらめずに少しづつでも練習し続けることが大切です(先生より。生徒さんへのメッセージ)

・AIが急速に進化している中、今後通訳の需要があるのかについて同じ問題意識を持てたのはよかった。ただ、通訳のすばらしさをどう伝えるかについては、今後まだまだ工夫が必要だと思った(講師談)。

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日本会議通訳者協会では、今後も教育機関でのアウトリーチ活動を広げていきます。皆さんのお住いの地域での開催もぜひご相談ください。また講師を担当してくださる会員の皆さんも随時募集中です。

アウトリーチプログラムのパンフレットはこちら

JACIアウトリーチ事務局 outreach@japan-interpreters.org

事務局メンバー:松岡由季(理事)、神田雅晴(理事)、菱田奈津紀、齋藤亜生子、菊池葉子、中村由紀子

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