7月 2024

【JIF2024】吉崎エイジーニョ「韓国のスポーツとエンタメ『日本から見るべきホントのこと』」

吉崎エイジーニョ ニュースコラム&ノンフィクション。専門は「朝鮮半島地域研究」。よって時事問題からK-POP、スポーツまで幅広く書きます。「韓国トレンド研究所」サイト編集長。 本名英治。大阪外大(現阪大外国語学部)地域文化学科朝鮮語専攻卒。北九州市小倉北区出身。 ◆20代より日韓両国の媒体で「日韓サッカーニュースコラム」を連載執筆。「どのジャンルよりも正面衝突する日韓関...

【JTF翻訳祭】高柳俊也、梶井夏実、関根マイク「通訳・翻訳の地域戦略~金沢から考える」

高柳俊也 20代前半にヨーロッパ、アジアなどを周遊して帰国後、2002年に株式会社エクスプレッションズに入社。取締役を経て、2020年に代表取締役に就任。翻訳・通訳エージェントとして金沢市を拠点に業務をしていた同社で、2017年からインバウンドのニーズに焦点を当てた戦略を立案し、会社の変化を主導してきた。現在は、翻訳・通訳業/宿泊業/旅行業の三事業を柱にしながら、各事業で得た知見を...

保護中: 【第9回】安全保障と防衛の日英通訳「同盟国・同志国との連携 ―前編」

【会員限定コンテンツ】 米バイデン政権は、2022年10月に発表したアメリカの安保戦略の中で、同盟国や同志国との「統合抑止」の推進を示しました。同年12月、日本は防衛力の抜本的強化を掲げる防衛3文書を閣議決定し、戦後の安保戦略の大きな転換点と注目を集めましたが、この中でも日米共同の「統合的な抑止力」をより強化すると述べています。そこから1年余りが経った今年4月、ホワイトハウスで行われた日米...

保護中: 【第10回】薬事の通訳ー医療機器を中心に「対面助言制度(PMDA相談)について 」

【会員限定コンテンツ】  前回は申請・審査に関する基本的な情報をお示ししたうえで、最後に「申請したら必ず承認されるわけではない」旨を書きました。今回は審査をなるべく円滑に進めるために必要な制度をご紹介します。 審査がうまく進まないこともある  様々な事情により審査継続不可能になった場合、申請取り消し又は取り下げの手続きに進みます。 申請取り下げ  申請後に審査開始前...

第6回 JACI同時通訳グランプリ 入賞者の声

【学生部門】 グランプリ 小松あろは(ミドルベリー国際大学院モントレー校) この度はグランプリという名誉ある賞をいただけたこと、大変光栄に思っております。 JACIの同時通訳グランプリは、私が通訳と出会った学部生の頃から、いつかグランプリに輝く日を夢見てきたコンテストです。学部2年生の頃に初めて挑戦してから、毎年予選登録を欠かしませんでした。パソコンの不具合で録音がうま...

【JIF2024】トム・ガリー「各分野のAI議論から考察する言語プロフェッショナルの未来」

トム・ガリー(Tom Gally) 1957年、米国に生まれる。カリフォルニア大学サンタバーバラ校言語学専攻卒業後、シカゴ大学大学院で言語学と数学の両修士課程を修了。1983年の来日後、日本語の勉強を始める。1986年から2005年までは和英翻訳、英文コピーライティング、辞書編集などを本業にする。著書は『英語のあや』、『英語のアポリア』など。訳書は『名随筆で学ぶ英語表現 寺田寅彦 ...

【教育関係者へ】アウトリーチプログラムとは

JACIアウトリーチプログラムは、日本会議通訳者協会(JACI)の通訳者が、小中学校や高等学校で通訳の『出前授業』を行うプログラムです。日本会議通訳者協会は、日本全国のみならず世界中で活躍する会議通訳者、大学教授や通訳学習者など約450名の会員が集まる通訳者の非営利団体です。 日頃は、国際会議やビジネスの会議、放送や医療現場、スポーツも含めさまざまなイベントなどで通訳をする私たちですが、次...

【お知らせ】会員の皆様へ

ご関心お寄せくださりありがとうございます。 本活動は下記の趣旨に沿って実施しています。ご一読いただき、講師として参加してみたいという方は、是非下記メールアドレスへご連絡ください。 ご参加お待ちしております。 【アウトリーチ活動のパンフレット】 活動の趣旨と実施内容をわかりやすくまとめました。リンク先からご覧ください。 https://www.japan-inter...

【三重県】セントヨゼフ女子学園(2024)

5月18日(土)と6月15日(土)の2日間に渡り、日本会議通訳者協会より各日3名が三重県のセントヨゼフ女子学園を訪問し、高校1年生を対象に通訳講座を行いました。その内容をご紹介します。 ♢ ♢ ♢ セントヨゼフ女子学園土曜特別講座「通訳技術にチャレンジ」 第1回 5月18日(土) JACIや講師の紹介をした後に通訳のお仕事について説明し、実際の通訳のデモを行って、逐次通訳...

【JIF2024】荻布純也「通訳者の肖像権や著作権について考える」

荻布純也 弁護士(東京弁護士会)。シティライツ法律事務所所属。高円寺のヒップホップ・ユニット「metrofield」のMCとして、2013年にless than TVより『ロスタイム』をリリース。広くエンタテインメント関連の法務を取り扱ってきた経験と、音楽やアートをはじめとするコンテンツやクリエイターへの強い愛とリスペクトを持って、柔軟かつ適切なアドバイス・解決を目指します。趣味は...

【第9回】通訳留学奮闘記~梨花女子大学校通訳翻訳大学院編~「本に埋まる」

34歳でハングル文字から韓国語学習をスタートさせ40歳を目前に韓国の通訳翻訳大学院(=通大)に入学した私が、「通訳のための海外留学」のリアルな実態をお届けします。 今回は「通訳そっちのけ?で本ばかり読んでいる話」です。 始まりは教授の「本を読め」指令 「本を読め。徹夜してでも本を読め」 「最低でも週に短編一本くらいは読め」 こんなことを1年生の1学期から複数の教授に...

保護中: 【第16回】今日も苦し紛れ!放送通訳のブースから「直訳でしらけるぐらいなら」

【会員限定コンテンツ】 先日読んだ「生き方」関連の本に興味深いことが書かれていました。どのようにすれば、日々ストレスをためることなく幸せに暮らせるか、という内容です。著者いわく、 「できる限りテレビやネットのニュースを見ないことが大事」 とのこと。なぜならニュースというのは悲惨な出来事や、気分が滅入る内容が多いからです。一日の始まりに暗い話題に触れれば、爽快な朝の気分が台無しに...

保護中: 【第15回】この台詞に注目!映像翻訳の楽しみ方『異人たち』

【会員限定コンテンツ】 映像翻訳者の松本陽子です。配信作品を中心に字幕翻訳と吹替翻訳を手がけています。映画を見るのが大好きで、2023年は映画館で180本ほど鑑賞しました。動画配信サービスでも多くの作品を見るなかで、すばらしい訳に出会い、「この見事な技術を身につけたい」と思ってきました。そんな日本語訳を、ご紹介します。 第15回の作品は、脚本家の山田太一さんの名作小説『異人たちとの夏...