松本佐紀子

【第24回】駆け出しのころ「人見知り少女、通訳になる」

「私はプロになれるのだろうか」「いまやっていることは本当に役に立つのだろうか」―デビュー前に誰もが抱く不安、期待、焦燥。本連載はプロ通訳者の駆け出しのころを本人の素直な言葉で綴ります。 *** 通訳者といえば、どんなイメージがありますか? 社交的で話好き、海外に住んでいて外国語がペラペラ… 私も最初はそのようなイメージがありました。でも私はそのどちらでもありません。今でも...