【JIF2025】山本志織「英米法・英文契約と法律翻訳のポイント」

山本志織
法律事務所パラリーガル(英文翻訳)。幼少期に英国及び米国に居住。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修了(英米法専攻・法学修士号)、米国テンプル大学ロースクール修了(LL.M.)。約20年間、東京の企業法務系の法律事務所のインハウス翻訳者として、契約書等の法律文書の英日・日英翻訳に従事している。2012年~2023年、日本翻訳者協会法律翻訳分科会(JATLAW)運営委員会委員。
著書に『法律英語から見る法律翻訳』(2024年)、『アメリカ契約法の基礎』(2020年)。論稿に「英文契約の全体像を把握して英文和訳の練習をしよう」『通訳翻訳ジャーナル2025SUMMER』(イカロス出版)、「専門知識の効率的な学び方 法律・契約書編」『最新版 産業翻訳パーフェクトガイド』(イカロス出版、2023年)、「用語・表現・文章・条項のグロッサリー付き 文書別・法務翻訳の基本ルール」『ビジネス法務2020年12月号』(中央経済社)ほか。オンライン連載記事に「法律事務所パラリーガルの英文契約書翻訳ノート」(全9回、弁護士ドットコムのBusiness Lawyers)ほか。
英米法・英文契約と法律翻訳のポイント
企業法務系の法律翻訳を通じて考察したことについてお話しできればと思います。
自著『法律英語から見る法律翻訳』や、雑誌『通訳翻訳ジャーナル2025SUMMER』に掲載された拙稿で取り扱った内容をベースとして、主に、以下の点を重点的に含み、お話しできればと思います。
- 英米法・アメリカ契約法
- 英文契約の基本と基本構成
- 法律英語の基本用語
- 法律翻訳において間違いやすい表現・よくある誤解