【JIF2025】柴原早苗「いつだって苦し紛れ!放送通訳のブースから」

柴原早苗(しばはら さなえ)

放送通訳者、獨協大学および通訳スクール講師。上智大学卒業。ロンドン大学LSEにて修士号取得。英国BBCワールド勤務を経て現在は国際会議同時通訳およびCNNや民放各局で放送通訳業に従事。2024年米大統領選では大統領討論会、トランプ氏勝利宣言、ハリス氏敗北宣言、トランプ大統領就任式などの同時通訳を務めた。NHK「ニュースで英語術」ウェブサイトの日本語訳・解説担当を経て、現在は法人研修や各種コラム執筆にも従事。

いつだって苦し紛れ!放送通訳のブースから

ニュースの世界にどっぷり浸かれてリアルタイムで世の中の動きを伝えられる放送通訳は「花形ジャンル」と言われることもあります。では現場の放送通訳者はどのように対処しているのでしょうか?たった一人でブースに入り、パートナーのサポートはゼロ。10秒も沈黙すれば放送事故で始末書モノ。自分が担当している間はマイクにしがみついてでも(?)声を発し続けねばなりません。本セミナーではBBC、CNN、民放での放送通訳経験を中心に、「現場での工夫」「デリバリー」「訳語が思いつかない時、どうする?」「勉強法」といった観点からお話してまいります。放送通訳や同時通訳に関心のある方、時事問題力を鍛えたい学生の方々など、英語力・使用言語を問わずどのようなバックグラウンドの方も大歓迎です!

日本通訳フォーラム2025