【JIF2025】鳥山 稔「eスポーツの最前線を知る:社会を動かすチカラと関わり方」

鳥山 稔

1995年生まれ、石川県出身。2024年4月より大阪成蹊大学経営学部スポーツマネジメント学科講師。

大阪体育大学大学院にて、スポーツ消費者の態度や行動に関する研究を行う中で、eスポーツにも関心を持つようになる。2019年には、日本スポーツ産業学会にてeスポーツプレイヤーの心理的態度に着目した研究を発表。その後も複数の研究発表を重ね、2024年には日本スポーツ産業学会に原著論文「サッカー型eスポーツの実施がJリーグクラブへの態度・観戦意図に及ぼす影響」を投稿。2025年4月には、約90名のeスポーツ関係者とともにeスポーツ研究会「トリノス」を立ち上げ、eスポーツが生み出す価値の実証と体系的整理を通じて、eスポーツ推進の利点を明確にする活動に従事している。

eスポーツの最前線を知る:社会を動かすチカラと関わり方

近年、ニュースやSNSなどで「eスポーツ」という言葉が取り上げられる機会が増えています。「どうやら盛り上がっているらしい」と感じている方は多い一方で、eスポーツの実態について具体的に理解している人は、まだそれほど多くないのではないでしょうか。

本講演では、eスポーツの定義や市場構造を丁寧に解説し、その解像度を高めていきます。また、eスポーツに関連する日本の行政機関の取り組みや、海外での先進的な事例も紹介し、日本が現在どのような立ち位置にあるのかについても考察していきます。さらに、世界を舞台に活躍するeスポーツチームが次々と登場する中で、通訳者としてどのようにこの分野に関わることができるのか、皆さんと共に考える機会にしたいと思います。

日本通訳フォーラム2025